特許

J-GLOBAL ID：200903001993732100

位相同期発振器

発明者： 遠藤 洋一 ,  熊谷 佳晶
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 井桁 貞一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-291855
公開番号（公開出願番号）：特開平6-152393
出願日： 1992年10月30日
公開日（公表日）： 1994年05月31日
要約：

【要約】【目的】 無線装置の周波数変換部で使用する位相同期発振器に関し、高い周波数で使用しても位相雑音の低い位相同期発振器の提供を図ることを目的とする。【構成】 入力する所定周波数の基準信号と比較信号の位相を比較して位相差分を取り出し、低域通過フイルタを介して制御信号として送出する位相比較部1と、入力する該制御信号に対応する周波数の出力信号を送出する電圧制御発振器2と、出力信号を分周する第1の分周部分と第1の分周部分の出力を更に分周して比較信号として送出する第2の分周部分とを具備するN分周部3とを有する位相同期発振器において、第1の分周部分31の分周比は、該第1の分周部分の出力周波数が該第2の分周部分の動作周波数範囲内となる値に設定し、該第2の分周部分32は、該第1の分周部分より低速動作の素子を使用し、分周比はN/(第1の分周部分の分周比)に設定するように構成する。

請求項（抜粋）：

入力する所定周波数の基準信号と比較信号の位相を比較して位相差分を取り出し、低域通過フイルタを介して制御信号として送出する位相比較部(1) と、入力する該制御信号に対応する周波数の出力信号を送出する電圧制御発振器(2) と、該出力信号を分周する第1の分周部分と該第1の分周部分の出力を更に分周して該比較信号として送出する第2の分周部分とを具備するN分周部(3) とを有する位相同期発振器において、該第1の分周部分(31)の分周比は、該第1の分周部分の出力周波数が該第2の分周部分の動作周波数範囲内となる値に設定し、該第2の分周部分(32)は、該第1の分周部分より低速動作の素子を使用し、分周比はN/(第1の分周部分の分周比)に設定することを特徴とする位相同期発振器。