特許
J-GLOBAL ID:200903001994801777

物体領域切り出し装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002606
公開番号(公開出願番号):特開平6-208622
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は,対象物体が他の物体と重なっている場合でも,高速に対象物体の領域を切り出すようにすることを目的としている。【構成】 物体領域切し出し装置において,対象物体の輪郭線上の一点からある距離以内の黒画素領域に対する対称軸を検出し,当該対称軸に直交する線上での連続した黒画素領域の長さを見出して,対象物体の領域を切り出すようにする。
請求項(抜粋):
切り出しの対象物体を含む領域を黒画素とし他の領域を白画素とするシルエット画像から対象物体のみの領域を切り出す物体領域切り出し装置において、対象物体の輪郭線上の一点を境界点として検出する第1の手段と黒画素領域のなかで、第1の手段で検出した境界点からある距離以内の領域の対称軸を検出する第2の手段と第2の手段で検出した対称軸に直交する線上で黒画素領域の連続した長さを対称軸上の全ての点について求めた領域幅分布を算出する第3の手段と第3の手段で算出した領域幅分布から対象物体の位置とサイズを検出する第4の手段と第2の手段で検出した対称軸の傾きと第4の手段で検出した位置とサイズとに応じた変換を、対象物体の形状モデルに施し、変換後の形状モデルを出力する第5の手段とを有し、第5の手段から出力された形状モデルに対応する領域を対象物体としてシルエット画像から切り出すことを特徴とする物体領域切り出し装置。

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