特許
J-GLOBAL ID:200903002000192501
パルス周期計測法及びパルス周期計測装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-076992
公開番号(公開出願番号):特開平6-289071
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 フリーランカウンタと演算器を共用して複数のパルス列のパルス周期を計測する。【構成】 パルス列ごとに設けた計数データ保持回路14が保持する計数データNs,Nl,Mから、演算器13が各パルス列ごとに計数値の変化分を通算してパルス周期を演算するとともに、オーバフロー割り込みの前後の割り込み処理について、割り込み要求時と割り込み要求受付時のフリーランカウンタ12の計数値の比較及びオーバフロー割り込みとの前後関係を通じて、オーバフロー回数を適切に処置し、単一の演算器13を共用して多重割り込み処理する周期演算の精度を向上させる。
請求項(抜粋):
初期計数値から最終計数値におけるオーバフローに至るまでの計数を一定周期Tでもって繰り返し行う単一のフリーランカウンタから、計測対象となる複数(n系列)のパルス列Pnごとに設けた計数データ保持回路が、パルスエッジに同期して取り込まれるパルス周期の始端と終端における前記フリーランカウンタの各計数値Ns,Nl及びこれら2回の取り込みが行われる間に発生した前記フリーランカウンタのオーバフロー回数Mを計数データとして保持し、前記複数のパルス列Pnのそれぞれのパルスエッジにて割り込みを要求される演算器が、割り込み要求を受け付けたパルス列Piについて前記計数データNl,Ns,M及びフリーランカウンタのクロック周期τに基づいて(Nl-Ns)τ+MTのごとくパルス周期Tiを演算し、そのさいに一のパルス列Piの割り込み期間中に他のパルス列Pjによる割り込み要求があっても、該周期演算が完了するまでは他のパルス列Pjによる割り込み要求を受け付けず、また一のパルス列Piのパルス割り込み期間中に他のパルス列Pjによる割り込み要求と計数データ保持回路にオーバフロー回数を計数させるオーバフロー割り込み要求の両方がなされた場合は、一のパルス列Piについての割り込み期間が完了した後に、まずオーバフロー割り込み要求を優先して受け付け、続いて他のパルス列Pjについての割り込み要求を受け付けるようにし、オーバフロー割り込みを挟んで割り込み待機させられたパルス列Pjの周期演算については、割り込み要求を受け付けた時点でのフリーランカウンタの計数値が、割り込み要求時点でパルス列Pjに対応する前記計数データ保持回路に保持されたフリーランカウンタの計数値よりも小さいことを条件に、割り込み待機中に計数データ保持回路が計数したオーバフロー回数「1」を先送りして周期演算から除外し、オーバフロー割り込みの直前になされたパルス列Piの周期演算については、割り込み要求を受け付けた時点でのフリーランカウンタの計数値が、割り込み要求時点でパルス列Piに対応する前記計数データ保持回路に保持されたフリーランカウンタの計数値よりも小さくとも、割り込み要求を受け付けたときに取り込まれたオーバフロー回数「1」計数前の計数データ保持回路のオーバフロー回数をそのまま周期演算に用いることを特徴とするパルス周期計測法。
IPC (3件):
G01R 23/10
, G01P 3/489
, H03K 21/00
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