特許

J-GLOBAL ID：200903002001044107

バランス調整機構付き工具ホルダ

発明者： 松本 政一 ,  田口 正博 ,  山本 雄策
出願人/特許権者： 株式会社日研工作所
代理人 (1件)： 門間 正一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-289482
公開番号（公開出願番号）：特開平8-150529
出願日： 1994年11月24日
公開日（公表日）： 1996年06月11日
要約：

【要約】【目的】 エンドミルなどの工具13のアンバランスを容易に、また充分に解消でき、高精度の加工を可能にする、バランス調整機構6付き工具ホルダ1を提供する。【構成】 シャンク3先端側に設けた大径フランジ部4の先端面4bに円弧状の蟻溝状の係合溝8を対向させて形成し、係合溝8に係合させた横断面台形のバランスウエイト9にねじ嵌合した押しねじ10を締め付け、係合溝8の傾斜面にバランスウエイト9の傾斜面を押し付けて、バランスウエイト9を固定し、工具ホルダ1にアンバランスな工具13を保持させ、これらをスピンドル12に装着して回転させ、アンバランスを検知し、工具ホルダ1を装着したまま、バランスウエイト9を、押しねじ10を緩めて係合溝8の長手方向に変位させ、アンバランスを解消して押しねじを締め付け、高精度の加工を可能にした。

請求項（抜粋）：

スピンドルの先端部に着脱可能に装着するシャンクと、このシャンクの先端側に設けた大径フランジ部と、この大径フランジ部の先端部に設けてアンバランスな工具のシャンク部を着脱可能に保持する工具保持機構とを備え、前記大径フランジ部に、工具ホルダの軸心と同心の円弧状または円形状に蟻溝状の係合溝を係合し、係合溝の長手方向に移動可能に横断面台形状の複数のバランスウェイトを係合させ、これらのバランスウエイトにねじ嵌合させた押しねじの内端を係合溝の底に当接させ、バランスウエイトの傾斜面を係合溝の傾斜面に押し付け、バランスウエイトを固定したバランス調整機構を構成したことを特徴とするバランス調整機構付き工具ホルダ。

IPC (2件)：

B23Q 3/12 ,  B23Q 11/00

引用特許：

審査官引用 (1件)

• ツールホルダ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-360020   出願人：大昭和精機株式会社