特許
J-GLOBAL ID:200903002003865647
石炭燃焼施設の運転方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
西教 圭一郎
, 杉山 毅至
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-551329
公開番号(公開出願番号):特表2009-523997
出願日: 2007年01月17日
公開日(公表日): 2009年06月25日
要約:
方法は、酸化カルシウム、アルミナおよびシリカなどの吸着剤成分、ならびに環境制御の一部として任意のハロゲンを付加する工程を含む。吸着剤の使用は、さもなければ石炭の燃焼によって生じる硫黄および水銀放出物の、顕著な削減を導く。吸着剤の使用は、水銀がより高いが、市販製品として利用可能な廃棄物石炭灰の生産を導く。というのも、灰中の水銀は非浸出性であり、石炭灰は灰中の吸着剤成分の含有量の増加によってより高いセメント質性を有するからである。ゆえに、本方法は、セメント質の石炭灰の生産を導く性質を有する粉末を付加すると同時に、石炭燃焼施設からの放出物を削減する工程を含む。
請求項(抜粋):
石炭燃焼施設で燃焼された石炭の価値を増大させる方法であって、
少なくとも1つの吸着剤の存在下で水銀含有石炭を燃焼して熱エネルギ、灰および燃焼排ガスを生産する工程であって、前記灰が、前記石炭に元来存在していた前記水銀の少なくとも90重量%を含有し、前記灰が、前記少なくとも1つの吸着剤なしに石炭を燃焼することによって生産される灰中の酸性浸出可能水銀のレベル未満である酸性浸出可能水銀量を有する工程と、
前記水銀について前記燃焼排ガスを監視し、かつ前記少なくとも1つの吸着剤の前記存在を調整して、環境規制に準拠する所望の水銀放出を達成する工程と、
生産される前記飛散灰の処分コストの回避によって金銭的節約を実現する工程とを含むことを特徴とする方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
3K065TA19
, 3K065TC10
, 3K065TD07
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