特許
J-GLOBAL ID:200903002005898488

磁気再生ヘッド、磁気ヘッド組立体および磁気ディスク駆動装置並びに磁気ヘッド組立体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-122332
公開番号(公開出願番号):特開2000-315305
出願日: 2000年04月24日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 磁気ヘッドに関し、スピン・バルブ・センサの磁気抵抗率(dr/R)および熱安定性を向上させる。【解決手段】 スピン・バルブ・センサ400の、酸化ニッケルのピン止め層216とコバルト鉄(CoFe)の被ピン止め層構造体204との間に、コバルト鉄(CoFe)の第1の層402およびニッケル鉄(NiFe)の第2の層404から成る層間2層が設けられている。被ピン止め層構造体204には、コバルト鉄(CoFe)の反平行(AP)被ピン止め層構造体または単体の被ピン止め層を用いることができる。層間2層を設けることにより、コバルト鉄(CoFe)の被ピン止め層構造体204の飽和保磁力が低下する。その結果、被ピン止め層構造体204の磁気モーメントは、ピン留めされた方向以外の方向に回転されると、ピン止め層216との交換結合によって本来の位置に復帰する。
請求項(抜粋):
反強磁性のピン止め層と、コバルト鉄(CoFe)の被ピン止め層構造体と、コバルト鉄(CoFe)から成る第1の層およびニッケル鉄(NiFe)から成る第2の層を備えた層間2層構造体であって、前記層間2層構造体は、前記ピン止め層と前記被ピン止め層構造体との間に設けられており、前記第1の層は前記ピン止め層に接し、前記第2の層は前記被ピン止め層構造体に接しており、前記被ピン止め層構造体は、前記ピン止め層によって第1の方向にピン止めされた磁気モーメントを有する層間2層構造体と、強磁性のフリー層と、前記被ピン止め層構造体と前記フリー層との間に設けられた、非磁性・導電性のスペーサ層とを備えたスピン・バルブ・センサを含む磁気再生ヘッド。
IPC (2件):
G11B 5/39 ,  G11B 5/31
FI (2件):
G11B 5/39 ,  G11B 5/31 K

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