特許
J-GLOBAL ID:200903002006084093

ガンマカメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-121716
公開番号(公開出願番号):特開平8-313637
出願日: 1995年05月19日
公開日(公表日): 1996年11月29日
要約:
【要約】【目的】エネルギー補正を高精度に行うと共に、エネルギー分解能の低下の影響を排除する。【構成】従来の方法で得られたエネルギー補正係数の全部に、全エネルギースペクトラムの実際のピーク値に対する所定チャンネルの値の比を乗算したエネルギー補正係数を設定して、各ピクセルでの実際のエネルギースペクトラムのピーク値が所定チャンネルとなるようにし、撮影した収集データからX方向及びY方向のカウント値のピーク値を検索して、そのピーク値により囲まれた領域をエネルギー補正領域と指定し、このエネルギー補正領域に限定してエネルギー補正処理及びスムージング処理を行うもの。
請求項(抜粋):
被測定対象からの放射線を検出する放射線検出手段と、エネルギー値の概知の単一核種の線源を使用した撮影で、放射線検出手段により得られるイメージを複数個のピクセルに分割し、このピクセル毎にエネルギー平均値を算出し、所定チャンネル値を前記エネルギー平均値で除算して補正係数を算出するピクセル補正係数算出手段と、前記ピクセル毎に前記ピクセル補正係数算出手段により算出された補正係数を使用して収集されたイメージの全領域にわたるエネルギースペクトラムにおけるエネルギーピークのチャンネル値で前記所定チャンネル値を除算して補正係数を補正するための全体補正係数を算出する全体補正係数算出手段と、この全体補正係数算出手段により算出された全体補正係数を前記ピクセル補正係数算出手段により算出された各補正係数に乗算し、この乗算により得られた最終の補正係数をピクセル毎に設定する補正係数設定手段と、被測定対象の撮影で収集されたデータを前記補正係数設定手段により設定された前記最終の補正係数で補正する補正手段とを設けたことを特徴とするガンマカメラ。

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