特許
J-GLOBAL ID:200903002008703777

内燃機関のクランク角位置検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-091244
公開番号(公開出願番号):特開平5-288112
出願日: 1992年04月10日
公開日(公表日): 1993年11月02日
要約:
【要約】【目的】3つ以上のパルス信号出力器を用いることなく、クランク軸が720度回転するよりも前に気筒判別するとともにクランク角位置を検出することが可能な内燃機関のクランク角位置検出装置を提供する。【構成】クランク角位置検出装置は、クランク軸が所定角度回転する毎に回転数信号を出力する回転数センサ6と、カム軸が1回転する毎に1つの気筒判別信号を出力する気筒判別センサ10とを備えている。CPU13は回転数センサ6からの回転数信号の間隔が所定値を越えたとき、その信号を基準位置信号とする。CPU13は回転数センサ6からの回転数信号の数をカウントし、そのカウント値が予め定めた所定値となったとき、気筒判別センサ10からの気筒判別信号出力の有無を判断し、その判断結果に応じ内燃機関の特定気筒のクランク角位置を検出する。
請求項(抜粋):
多気筒内燃機関のクランク軸に一体回転可能に設けられ、かつ等角度毎に多数のパルス発生部を有するとともに、1箇所のみ不等角度となるように構成された第1ロータと、前記第1ロータの回転によるパルス発生部の通過にともないパルス信号を出力する第1パルス信号出力器と、前記クランク軸が2回転する毎に1回転するカム軸に一体回転可能に設けられ、かつ一つのパルス発生部を有する第2ロータと、前記第2ロータの回転によるパルス発生部の通過にともないパルス信号を出力する第2パルス信号出力器と、前記第1パルス信号出力器のパルス信号の間隔から前記不等角度部分を検出し、その検出時のパルス信号を基準位置信号とする基準位置信号検出手段と、前記第1パルス信号出力器からのパルス信号の数をカウントし、かつ前記基準位置信号検出手段により基準位置信号が検出される毎にカウント値を初期化するカウント手段と、前記カウント手段によるカウント値が予め定めた所定値となったとき、第2パルス信号出力器からのパルス信号出力の有無を判断し、その判断結果に応じ内燃機関の特定気筒のクランク角位置を検出するクランク角位置検出手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のクランク角位置検出装置。
IPC (2件):
F02D 45/00 362 ,  F02D 45/00

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