特許
J-GLOBAL ID:200903002009844226

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-328796
公開番号(公開出願番号):特開平10-166841
出願日: 1996年12月09日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 ウォームアップ制御時に車両窓ガラスの防曇性を確保することを目的とする。【解決手段】 水温が25°C以上で、35°C(第2所定値)より低いときには、フェイス用空気通路31と前記デフロスタ用空気通路30とだけに空調風を送風する。これにより、乗員の暖房感を向上できるとともに、車両窓ガラスの防曇性を向上できる。さらに、水温が35°C以上で、45°C(第3所定値)より低いときには、デフロスタ用空気通路30、フェイス用空気通路31、およびフット用空気通路32の3つの通路に空調風を送風する。これにより、さらに乗員の暖房感を向上できるとともに、車両窓ガラスの防曇性を向上できる。
請求項(抜粋):
熱交換流体を熱源とする暖房用熱交換器(8)と、この暖房用熱交換器(8)を通過する送風空気を発生する送風機(6)と、前記熱交換流体の温度が所定値(T1)以下のときに前記送風機の送風能力を制御するウォームアップ送風制御手段(6a、20、1200)と、この送風空気を車両の窓ガラス(33)に送風するためのデフロスタ用空気通路(30)と、前記送風空気を乗員の上半身に送風するためのフェイス用空気通路(31)と、前記送風空気を乗員の下半身に向けて送風するためのフット用空気通路(32)とを有し、前記ウォームアップ送風制御手段にて前記送風機が制御されているときに、前記デフロスタ用空気通路(30)と前記フェイス用空気通路(31)と前記フット用空気通路(32)とに送風される送風空気の送風量を調整する通路制御手段を備える車両用空調装置であって、前記通路制御手段(30a、30b、31a、31b、32a、32b)は、前記暖房用熱交換器(8)を通過した送風空気を、少なくとも前記フェイス用空気通路(31)に送風するときには、前記送風空気を前記デフロスタ用空気通路(30)にも送風することを特徴とする車両用空調装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る