特許
J-GLOBAL ID:200903002015723988

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 苗村 正 ,  住友 慎太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-205198
公開番号(公開出願番号):特開2008-030575
出願日: 2006年07月27日
公開日(公表日): 2008年02月14日
要約:
【課題】インナーライナ形成用の生ゴムシートの種類数の増加を抑え、タイヤの生産効率や管理効率を高める。【解決手段】タイヤ内腔面をなすインナーライナ10を含むタイヤ内腔側ゴム層11は、巾W0の基準ゴムプライ20が、縦方向分割面Jsによって分割される広幅の主の縦プライ片21Aと、巾狭の1以上の副の縦プライ片21Bとからなる複数個の縦プライ片21により形成される。縦方向分割面Jsは、タイヤ内腔側内面Siに対して10°〜45°の傾斜角度αで傾く。隣り合う縦プライ片21が、重なりが増す向きの重なり部Qを有して連結されることにより、内腔側ゴム層11は基準ゴムプライ20よりも小な巾W1で形成される。【選択図】図5
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至る本体部を有するカーカスと、この本体部の内側に配されかつタイヤ内腔面をなす空気不透過性ゴムからなるインナーライナを少なくとも含むタイヤ内腔側ゴム層とを具える空気入りタイヤであって、 前記タイヤ内腔側ゴム層は、その長さ方向をタイヤ周方向に合わせて、かつ前記インナーライナの巾方向側端を、前記ビード部のトウ端とビードベースラインとの間のゴム端領域に位置させて巻回されるとともに、 前記タイヤ内腔側ゴム層は、巾W0の基準ゴムプライが、縦方向にのびる縦方向分割面によって分割される巾方向に広幅の主の縦プライ片と、この主の縦プライ片よりも巾狭の1以上の副の縦プライ片とからなる複数個の縦プライ片により形成され、 かつ前記縦方向分割面は、前記基準ゴムプライの横断面において、前記インナーライナのタイヤ内腔側の内面に対して10°〜45°の傾斜角度αで傾き、 しかも隣り合う前記縦プライ片が、重なりが増す向きに前記縦方向分割面を重ねた重なり部を有して連結されることにより、前記タイヤ内腔側ゴム層は、前記基準ゴムプライの巾W0よりも巾寸法が減じられ、かつ前記インナーライナの巾方向側端が前記ゴム端領域に位置されることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (1件):
B60C 5/14
FI (1件):
B60C5/14 Z

前のページに戻る