特許
J-GLOBAL ID:200903002025948376

油圧シリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-366184
公開番号(公開出願番号):特開平11-190307
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【目的】 短いクッションストロークで、油圧シリンダに作用する荷重等に応じて所望のクッション特性を持たせる。【構成】 油圧シリンダ20におけるロッド側のクッション機構を構成する絞り流路としては、クッションリング21とヘッドカバー22との間に形成される円環状の流路断面積が変化しない絞り流路である油通路23に加えて、ヘッドカバー22の内面に螺旋溝24も絞り流路として機能させる。螺旋溝24は、ヘッドカバー22のロッド側チャンバ4bへの開口端側が最も広い幅で深さも深くなっており、油道7への連通側が最も幅狭で浅くなるように、溝幅及び深さが連続的に変化するように構成されている。
請求項(抜粋):
シリンダ内にピストンロッドを連結したピストンを摺動可能に装着することによって、このシリンダ内を2室に区画形成し、ピストンの少なくとも一側の端面にクッション部材を設けると共に、シリンダ側にはピストンがストローク端の近傍に変位した時にクッション部材が嵌入する所定長さの嵌入部を形成して、このクッション部材の嵌入部への嵌入時に、シリンダ内からの戻り油の流出流路を絞ることによりクッション圧を発生させる構成としたものにおいて、前記クッション部材の外周面及び前記嵌入部の内周面を実質的に一定に保つと共に、前記嵌入部の内周面に少なくとも1つの螺旋溝を形成し、この螺旋溝はクッションストロークに応じて流路断面積が変化するように構成したことを特徴とする油圧シリンダ。
IPC (2件):
F15B 15/22 ,  F16F 9/58
FI (2件):
F15B 15/22 H ,  F16F 9/32 E

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