特許
J-GLOBAL ID:200903002026045043
スピーカ用振動板
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-178011
公開番号(公開出願番号):特開平5-030590
出願日: 1991年07月18日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 スピーカ用の振動板において、その構造が複雑であるため製造効率が低い、音響特性が悪い、耐熱性や剛性が低下する等の課題を解決し、組み立てが容易であり、製造工程における種々の変形等を防止でき、製造効率,耐久性,耐熱性,耐溶剤性、および剛性が高く、振動中に振動板が変形したり分割振動を生じたりせず、高域共振周波数に優れた音響特性を実現できるスピーカ用振動板を提供する。【構成】 コア部材20として鱗片状マイカと合成樹脂の複合物の成形物を用い、そのコア部材20の表裏両面に設けた表グラファイトスキン部材21aと裏グラファイトスキン部材21bの一方に黒鉛化率の高いグラファイト材料を用い、他の一方に少なくとも前記黒鉛化率よりも低い黒鉛化率を有するグラファイト材料を用いる。【効果】 非常に弾性率が高く、振動板の曲げ剛性が非常に大きく、振動中に振動板が変形したり、分割振動が生じず、スピーカの再生帯域が延び、また耐久性も制御することができる振動板が得られる。
請求項(抜粋):
コア部材と、そのコア部材の表裏両面に設けた表グラファイトスキン部材と裏グラファイトスキン部材とを有し、前記表グラファイトスキン部材と裏グラファイトスキン部材の一方に黒鉛化率の高いグラファイト材料を用い、他の一方に少なくとも前記黒鉛化率よりも低い黒鉛化率を有するグラファイト材料を用いたことを特徴とするスピーカ用振動板。
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