特許
J-GLOBAL ID:200903002032402761

ユニフロー式2サイクルエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-341606
公開番号(公開出願番号):特開平6-159067
出願日: 1992年11月26日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 ユニフロー式2サイクルエンジンにおいてシリンダライナ周りの構造を複雑化させることなくスワール強度を調整可能とする。【構成】 シリンダライナ2に所定入射角の多数の掃気ポート3を設け、シリンダブロック1には各掃気ポート3に連通する掃気通路4を形成し、その入口に吸気流入通路5を接続する。そして、過給機6をバイパスするバイパス通路7に加えて掃気通路4の終端を過給機6の上流に接続する連通路9を設け、該連通路9に連通路制御弁10を設けて、軽負荷時には負荷が小さい程バイパス通路制御弁8を閉じ、その分連通路制御弁10を開いて所定過給圧を維持しつつ掃気通路4内の吸気流速を増大させるようにする。また、吸気流入通路の掃気通路への連通部に通路断面積を可変とするフラップを設けることによって吸気流速を可変とする構成も可能である。
請求項(抜粋):
シリンダライナに円周方向に並んで同一方向の接線方向成分を有する所定入射角の複数の掃気ポートが設けられるとともに、シリンダブロック内に前記複数の掃気ポートに連通するシリンダライナ周りの掃気通路が設けられたユニフロー式2サイクルエンジンにおいて、前記掃気通路に流入する吸気の流速を制御する吸気流速制御手段を設けたことを特徴とするユニフロー式2サイクルエンジン。

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