特許
J-GLOBAL ID:200903002045407894

ステッピングモータ用負荷トルク測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福山 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-160256
公開番号(公開出願番号):特開平5-332857
出願日: 1992年05月27日
公開日(公表日): 1993年12月17日
要約:
【要約】【目的】モータと負荷が結合された、すなわち、実機機構部に量産で用いるモータそのものを実装した状態であっても負荷トルクの高精度な測定を可能とするステッピングモータ用負荷トルク測定装置を提供すること.【構成】ステッピングモータを駆動するとき、任意の相に流入する駆動電流の波形の特徴と、既知のトルクを与えたときの駆動電流の波形の特徴とを比較してトルクを測定する際、モータの駆動電圧を、例えばモータが脱調しないように最適化する。また、任意の相に流入する駆動電流の波形の、パルス印加時刻に関する特定部分の電流の積分値を上記駆動電流の特徴の量とする。この積分区間は、例えば、ステッピングモータの任意の相に電流が流れ始めてから、他の相に電流が流れ始めるまでの区間とすることができる。更に、予め定めた一定時間を越えない範囲で、駆動電流が正極性の部分のみを時間に関し積分して得られる積分値を求め、上記駆動電流波形の特徴量とすることもできる。
請求項(抜粋):
ステッピングモータに与えられたトルクと、このトルクが与えられたときの前記ステッピングモータに流れる駆動電流の予め定めた特徴情報との関係データを記憶するメモリ手段と、ステッピングモータに実負荷が与えられたときの前記駆動電流を検出する検出手段と、前記検出手段で得られた駆動電流の前記特徴情報を抽出する特徴抽出手段と、前記特徴抽出手段で抽出された特徴情報と、前記メモリ手段に記憶されている前記関係データとを照合し、前記実負荷を出力する照合判断手段と、校正時には前記ステッピングモータが脱調を起こさない程度の電圧で該モータを駆動し、実負荷測定時には前記校正時に定めた電圧で前記モータを駆動する駆動手段と、を備えて成ることを特徴とするステッピングモータ用負荷トルク測定装置。
IPC (3件):
G01L 5/00 ,  H02K 37/00 ,  H02P 8/00

前のページに戻る