特許
J-GLOBAL ID:200903002050417806

非対称システムの匿名通信方法およびこれに用いる記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-146385
公開番号(公開出願番号):特開平10-336168
出願日: 1997年06月04日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 クライアントをサーバーに通知することなく匿名通信を可能とする。【解決手段】 クライアントCは情報要求MsgをサーバーSの公開鍵Ks で暗号化し(S1)、この暗号Ks (Msg)と、SのアドレスAs と、Cの公開鍵Kcを中継器Rの公開鍵K1 で暗号化し(S2)、K1 (Ks (Msg),As ,Kc)をRへ双方向回線で送り(S3)、Rはその秘密鍵で復号し、Cへの片方向高速回線のCの受信アドレスAd を動的に与え、かつ配送共通鍵Kd を生成し(S5,S6)、Ad ,Kd をKc で暗号化してCへ送り、Cは復号し、片方向回線アドレスAd を設定し、RはKs でKd を暗号化し、Ks (Kd )、Ks (Msg)をSへ送り、Sはこれを復号し、Msg対応のコンテンツCntをKd を暗号化してRへ送り、Rは片方向回線のAd 指定でKd (Cnt)をCへ送り、CはCntを復号する。
請求項(抜粋):
情報を提供するコンテンツサーバー装置Sと、そのコンテンツサーバー装置Sから情報を取得するクライアント装置Cと、これらコンテンツサーバー装置Sとクライアント装置Cとが少くとも1つの中継サーバー装置を介して双方向通信ネットワークで接続されると共に、前記中継サーバー装置の1つと前記クライアント装置Cとの間に、その中継サーバー装置から前記クライアント装置Cへの片方向回線で接続され、前記クライアント装置Cから情報要求メッセージを前記コンテンツサーバー装置Sへ送り、前記コンテンツサーバー装置Sから前記情報要求メッセージに応じたコンテンツを前記クライアント装置Cへ前記片方向回線を通じて伝送する非対称システムの匿名通信方法において、前記片方向回線を、前記中継サーバー装置で受信側アドレスAd を動的に設定可能とし、前記中継サーバー装置の1つで前記クライアント装置Cから前記コンテンツサーバー装置への情報要求メッセージを中継するごとに、前記受信側アドレスAdを付与し、かつコンテンツ配送共通鍵Kd を生成し、前記コンテンツサーバー装置Sでは前記情報要求メッセージに応じたコンテンツを前記コンテンツ配送共通鍵Kd で暗号化して送出し、前記中継サーバー装置の1つでは上記Kd で暗号化されたコンテンツを上記片方向回線の前記付与アドレスAd を指定して上記クライアント装置Cへ転送し、クライアント装置Cで上記コンテンツ配送共通鍵Kd で復号してコンテンツを得、前記コンテンツを前記クライアント装置Cが得るに必要な、前記情報要求メッセージの転送、前記コンテンツ配送共通鍵Kd の転送、前記受信側アドレスの転送など準備手続きを、その情報を必要とする装置の公開鍵で、その情報の送出側装置において暗号化して前記双方向通信ネットワークを通じて転送し、各装置では双方向通信ネットワークよりの受信情報をその装置の私的鍵で復号して、その装置で必要な情報を利用することを特徴とする非対称システムの匿名通信方法。
IPC (4件):
H04L 9/14 ,  G06F 13/00 351 ,  G09C 1/00 660 ,  H04L 9/08
FI (4件):
H04L 9/00 641 ,  G06F 13/00 351 G ,  G09C 1/00 660 G ,  H04L 9/00 601 E

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