特許
J-GLOBAL ID:200903002058917476

バーナの燃焼制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-028672
公開番号(公開出願番号):特開2002-228149
出願日: 2001年02月05日
公開日(公表日): 2002年08月14日
要約:
【要約】【課題】 複合絞り演算を用いたバーナの制御方法において、バーナの流量係数を流体の状態化に合わせた実測値として取り扱えるようにする。【解決手段】 バーナ11A,11Bを固定絞りとした場合のバーナ前における流体の供給圧力P2と流体の流量Qとバーナの流量係数Nとの関係、並びに、流量調整弁を可変絞りとした場合の流量調整弁での流体の差圧P0-P2と流体の流量Qと流量調整弁の流量係数Vとの関係から導かれる式(V=√(Q2/(P0-Q2/N2)))に、流量調整弁の一次側の供給圧力P0の実測値と、バーナ前の供給圧力P2の実測値と、実測した流量調整弁の弁開度S’から求められる流量調整弁の流量係数V’とを適用してバーナの実流量係数N’を求め、この実流量係数N’を式(N’=V’√(P0-P2)/√P2)に適用するバーナの燃焼制御方法。
請求項(抜粋):
予め固定値として設定されたバーナの流量係数Nと、前記バーナの燃焼量に対して予め設定された燃料流量並びにこの燃料流量と予め設定された空気比とから求められる燃焼用空気の流量と、燃料供給系及び燃焼用空気供給系に設けた流量調整弁の一次側における流体の供給圧力P0との関係を示す下記の式(A)に前記供給圧力P0の実測値を適用して前記燃料供給系及び燃焼用空気供給系に設けた流量調整弁の流量係数Vをそれぞれ演算するとともに、予め前記流量調整弁の弁開度S’と流量係数V’との関係を実測しておき、この実測した流量係数V’と前記演算により求めた流量係数Vとを比較して偏差を求め、この偏差が零となるように弁開度を調整することで空気比を一定に保持したまま燃焼量を制御するバーナの燃焼制御方法において、バーナを固定絞りとした場合のバーナ前における流体の供給圧力P2と流体の流量Qとバーナの流量係数Nとの関係、並びに、流量調整弁を可変絞りとした場合の流量調整弁での流体の差圧P0-P2と流体の流量Qと流量調整弁の流量係数Vとの関係から導かれる下記の式(B)に、前記流量調整弁の一次側の供給圧力P0の実測値と、バーナ前の供給圧力P2の実測値と、実測した流量調整弁の弁開度S’から求められる流量調整弁の流量係数V’とを適用してバーナの実流量係数N’を求め、この実流量係数N’を前記式(A)のバーナの流量係数Nの代わりに適用し、バーナの流量係数を流体の状態に合わせた変動値とすることを特徴とするバーナの燃焼制御方法。【数1】
Fターム (9件):
3K003AA00 ,  3K003AB02 ,  3K003AB06 ,  3K003BA01 ,  3K003BB01 ,  3K003BC07 ,  3K003CB05 ,  3K003CC01 ,  3K003DA03
引用特許:
出願人引用 (3件)

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