特許
J-GLOBAL ID:200903002061129683

熱可塑性樹脂製光学フィルムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  清水 義憲 ,  三上 敬史 ,  松澤 寿昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-238481
公開番号(公開出願番号):特開2009-090653
出願日: 2008年09月17日
公開日(公表日): 2009年04月30日
要約:
【課題】配向がほとんどなく且つ透明性の高いフィルムを得ることが可能な熱可塑性樹脂製光学フィルムの製造方法を提供する。【解決手段】熱可塑性樹脂製光学フィルムの製造方法は、溶融状体とされた熱可塑性樹脂をTダイから吐出してフィルム状に成形する成形工程と、フィルム状に成形された溶融樹脂を、冷却ロール16と、帯状体14aの内部にゴム製ロール14bが配置されたタッチロール14とによって挟圧することで、冷却固化させる冷却工程とを備える。冷却工程では、冷却ロール16の表面温度T1が下記式(1)によって示される条件を満たすように設定されており、帯状体14aの表面温度T2が下記式(2)によって示される条件を満たすように設定されている。 Tg-30°C≦T1≦Tg+50°C・・・(1) T1+10°C≦T2≦T1+150°C・・・(2)【選択図】図1
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂を溶融混練して溶融樹脂とする溶融工程と、 前記溶融樹脂をTダイから180°C以上且つ300°C以下で吐出してフィルム状に成形する成形工程と、 フィルム状に成形された前記溶融樹脂を、金属製の冷却ロールと、筒状とされた金属製の帯状体の内部に一又は複数のゴム製ロールが配置された押圧体とによって挟圧することで、冷却固化させる冷却工程とを備え、 前記冷却工程では、 前記冷却ロールの表面温度T1[°C]が下記式(1)によって示される条件を満たすように設定されており、 前記押圧体の前記帯状体の表面温度T2[°C]が下記式(2)によって示される条件を満たすように設定されている熱可塑性樹脂製光学フィルムの製造方法。 Tg-30°C≦T1≦Tg+50°C・・・(1) (ただし、Tg[°C]は、前記熱可塑性樹脂の中間点ガラス転移温度である。) T1+10°C≦T2≦T1+150°C・・・(2)
IPC (3件):
B29C 47/88 ,  B29C 47/14 ,  B29C 47/92
FI (3件):
B29C47/88 Z ,  B29C47/14 ,  B29C47/92
Fターム (6件):
4F207AG01 ,  4F207AH73 ,  4F207AR06 ,  4F207KA01 ,  4F207KA17 ,  4F207KK64
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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