特許

J-GLOBAL ID：200903002064377343

FIRデジタルフィルタ

発明者： 藤本 義久
出願人/特許権者： シャープ株式会社
代理人 (1件)： 原 謙三
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-357973
公開番号（公開出願番号）：特開2001-177378
出願日： 1999年12月16日
公開日（公表日）： 2001年06月29日
要約：

【要約】【課題】 入力信号をオーバサンプリングし、メモリアドレス型フィルタを用いて実現されるデジタルFIRデジタルフィルタを小規模のハードウエア(特にメモリ)で構成する。【解決手段】 入力信号S(i) は、そのシンボルレートと同期したクロック信号CLK1 でM(M=8)段のシフトレジスタ2に順次取り込まれる。カウンタ3でクロックCLK1 の周波数よりK倍高い周波数のクロックCLK2 を計数する。シフトレジスタ2の各シフト段Q1 〜Q7 の出力値と、カウンタ3の出力端子C0 ・C1 から出力される計数値との組み合わせでメモリ5の入力アドレスを得る。インパルス応答特性の対称性を利用して、アドレス変換回路4により、入力アドレスを異なるアドレスに変換することにより、アドレスのビット数を減らし、メモリ5の異なるアドレスに同じ値(絶対値)が重複して格納されることを避けて、フィルタ処理に必要なメモリ容量を低減する。

請求項（抜粋）：

入力パルス列信号を複数のシフト段によってシフトして、各シフト段から出力するシフト手段と、オーバサンプリングによる入力パルス列信号の位相シフトを計数するカウンタ手段と、アドレス毎に予め設定されたフィルタ出力値を格納するメモリ手段と、上記シフト手段の各シフト段からの出力値および上記カウンタ手段の出力値の組み合わせからなるアドレスを、絶対値が等しいフィルタ出力値に対応する共通のアドレスに変換するアドレス変換手段と、上記メモリ手段から出力されるフィルタ値の符号を反転する符号反転手段とを備えていることを特徴とするFIRデジタルフィルタ。

IPC (5件)：

H03H 17/06 655 ,  H03H 17/06 ,  H03H 17/06 613 ,  H03H 17/06 653 ,  H03M 1/66

FI (5件)：

H03H 17/06 655 D ,  H03H 17/06 655 A ,  H03H 17/06 613 E ,  H03H 17/06 653 ,  H03M 1/66 C

Fターム (4件)：

5J022AB01 ,  5J022BA06 ,  5J022CA07 ,  5J022CD04