特許
J-GLOBAL ID:200903002064633641

画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029739
公開番号(公開出願番号):特開平9-222711
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 ボケが少なく、堅牢性の高い画像を与える画像形成方を提供する。【解決手段】 支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、バインダー及び熱現像処理時に拡散性の4-(5-ピラゾリルアゾ)フェノール色素を遊離する色素供与化合物を含有するハロゲン化銀感光材料を、像様露光後または像様露光と同時に、バインダー及び四級アンモニウム塩型ポリマー媒染剤を塗設した色素固定材料と、還元剤、塩基又は塩基プレカーサー及び水の存在下で膜面を重ね合わせ加熱した後、該ハロゲン化銀感光材料を剥離して該色素固定材料上に画像を得る画像形成方法。
請求項(抜粋):
支持体上に少なくとも感光性ハロゲン化銀、バインダー、及び熱現像処理時に拡散性色素を遊離する一般式(1)に示した色素供与化合物を含有するハロゲン化銀感光材料を、像様露光後または像様露光と同時に、バインダー及び四級アンモニウム塩型ポリマー媒染剤を塗設した色素固定材料と、還元剤、塩基又は塩基プレカーサー及び水の存在下で膜面を重ね合わせ加熱した後、該ハロゲン化銀感光材料を剥離することにより、該色素固定材料上に画像を得る画像形成方法。一般式(1)(Dye-X)q-Y式中、Dyeは下記に記載の一般式(1-a)で表される4-(5-ピラゾリルアゾ)フェノール色素またはその前駆体を1つ以上有する色素部を表し、Xは現像に対応また逆対応して切断される単なる結合また連結基を表し、Yは画像状に潜像を有する感光性銀塩の反応に対応また逆対応して色素成分の拡散性に差を生じさせるような性質を有する基を表す。DyeとXとは、下記に記載の一般式(1-a)のR1、R2、R3、R4、R5、R6の少なくとも一つにおいて結合する。qは1又は2であり、qが2の時、Dye-Xは同一であっても異なっていてもよい。一般式(1-a)【化1】式中、R1、R2、R3、R4は各々独立に、水素原子、シアノ基、カルボキシル基、スルホ基、ニトロ基、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、ヘテロ環式基、アシル基、スルホニル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヘテロ環オキシ基、シリルオキシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、ヘテロ環チオ基、カルバモイル基、スルファモイル基、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アリールオキシカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルオキシ基、ウレイド基、カルバモイルオキシ基、スルファモイルアミノ基、アミノ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基、アリールオキシカルボニルオキシ基、スルホニルオキシ基を表す。また、R3とR4は結合して環構造を形成してもよい。R5は水素原子、アルキル基、アリール基、ヘテロ環式基を表し、R6はR5またはシアノ基、アルキルチオ基を表す。R7はシアノ基、ニトロ基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基を表す。また、上記の置換基は他の置換基で置換されていてもよい。
IPC (3件):
G03C 8/40 ,  G03C 8/40 503 ,  G03C 8/40 504
FI (3件):
G03C 8/40 ,  G03C 8/40 503 ,  G03C 8/40 504

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