特許
J-GLOBAL ID:200903002071148295

閉鎖電子ドリフトを持つプラズマ加速器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-504187
公開番号(公開出願番号):特表平8-500930
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】プラズマ加速器は、下流側端部(225)が開口し絶縁材の部品(22)によって形成されたイオン化および加速用の主環状チャネル(24)と、イオン化ガス供給手段(41)に対応した少なくとも1つの中空陰極(40)と、主環状チャネル(24)と同心であって開口した下流側端部(225)からある距離を置いて配置された環状陽極(25)を備えている。半径方向の寸法が主環状チャネル(24)より大きい環状バッファチャンバ(23)が、環状陽極(25)が配置された領域を超えて上流に延在している。イオン化ガス供給手段(26)は、環状マニホルド(27)を介して陽極(25)の上流で、陽極(25)を支持する領域とは別の領域に開口している。主チャネル(24)に磁界を形成する手段(31〜33、34〜38)は、基本的に放射状であって、チャネル(24)の下流側端部(225)で最大誘導となる勾配を有する磁界を上記主チャネル(24)内に形成する。
請求項(抜粋):
下流側端部(225)が開口し、絶縁材の部品(22)によって形成されたイオン化および加速のための主環状チャネル(24)と、該主環状チャネル(24)の下流部に隣接する部分でその外側に配置された少なくとも1つの中空陰極(40)と、主環状チャネル(24)と同心であって、開口した下流側端部(225)からある距離を置いて配置された環状陽極(25)と、中空陰極(40)および環状陽極(25)にそれぞれ対応付けられた第1および第2イオン化ガス供給手段(41、26)と、主環状チャネル(24)内に磁界を形成する手段(31〜33、34〜38)とを備えた閉鎖電子ドリフト型プラズマ加速器において、 上記加速器は、半径方向の寸法が主環状チャネル(24)より大きく、環状陽極(25)が配置された領域を超えて上流に延びる環状バッファチャンバ(23)をさらに備え、第2イオン化ガス供給手段(26)は、陽極(25)が支持された領域とは異なる領域において、環状マニホルド(27)を介して陽極(25)の上流に開口する一方、主チャネル(24)に磁界を形成する手段(31〜33、34〜38)は、上記主チャネル(24)に基本的に放射状の磁界を生成するとともに、上記磁界は、チャネル(24)の下流側端部の誘導が最大で、磁力線がチャネル(24)の下流側端部(225)で加速器の軸と垂直な出口面(34、35)に基本的に平行であり、かつ、バッファチャンバ(23)と主チャネル(24)の間の陽極(25)近傍に位置する遷移領域の誘導が最小となる勾配を持ち、イオン化ガスのイオン化を高めたことを特徴とするプラズマ加速器。
IPC (2件):
H05H 1/54 ,  F03H 1/00

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