特許
J-GLOBAL ID:200903002073243635
複層ガラス及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-111502
公開番号(公開出願番号):特開平9-295838
出願日: 1996年05月02日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 単一のシールによって構成することが可能な複層ガラスであって、しかも、湿気遮断性が高く、機械的強度、構造的強度に優れた複層ガラス及びその製造方法、ならびにこれらに用いる複層ガラス用スペーサ枠部材を提供する。【解決手段】 長尺状の4本のスペーサ部材13を方形に枠組みして構設したスペーサ枠部材14と、2枚の方形のガラス板11、12の間でガラス板11、12の周縁部近傍に、スペーサ枠部材14を介装することによって、一定間隔平行に離間して対向するように隔設された2枚のガラス板11、12と、ガラス板11、12とスペーサ枠部材14を固着するために、ガラス板とスペーサ枠部材の間に塗設形成されシーリング剤層15とから構成されており、シーリング剤塗設面13A、13Bにそれぞれ長手方向に延設された1条の凹溝13C、13Dが形成されている複層ガラス10である。
請求項(抜粋):
スペーサ部材を枠組みして構設してなる少なくとも一つのスペーサ枠部材と、複数枚のガラス板の間でガラス板の周縁部近傍に、このスペーサ枠部材を介装することによって、一定間隔平行に離間して対向するように隔設された複数枚のガラス板と、前記ガラス板とスペーサ枠部材を固着するために、ガラス板とスペーサ枠部材の間に塗設形成されたシーリング剤層とから構成され、前記シーリング剤層が、ガラス板とスペーサ枠部材を固着することによって、ガラス板間に防湿状態で密封形成した空隙と外部環境とを遮断密閉するために、湿気遮断性、接着性、及び機械的強度に優れた単一のシーリング剤層から構成されており、前記スペーサ枠部材には、シーリング剤塗設面側に、長手方向に延びた少なくとも一条の凹溝が形成され、該凹溝に塗設形成されたシーリング剤層肉厚部分により、ガラス板とスペーサ枠部材の間のシール機能、及び機械的強度を増大するように構成したことを特徴とする複層ガラス。
IPC (3件):
C03C 27/06 101
, C03C 27/06
, C09K 3/10
FI (3件):
C03C 27/06 101 D
, C03C 27/06 101 Z
, C09K 3/10 Z
引用特許: