特許
J-GLOBAL ID:200903002074338400

斜板式2連ピストンポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-176699
公開番号(公開出願番号):特開2001-003853
出願日: 1999年06月23日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【課題】 原動機の動力に対するポンプ油圧動力のロスを減少できる出力特性が得られ、コンパクト化が図られる斜板式2連ピストンポンプを提供する。【解決手段】 独立した複数の吐出ポートを備え斜板の傾斜角に応じ吐出量を変化させる斜板式2連ピストンポンプにおいて、斜板20は2連の斜板式ピストンポンプに共用するよう一体部材に形成し、斜板20の一側延長部24にはハウジング10に摺動自在に嵌設する2つの制御ピストン25,26の先端を押接するとともに、他側延長部27には2カ所に分けたリタンスプリング28,29を、それぞれスプリング30,31およびスプリング32,33を合せた4本とし、かつ、これらのスプリング30,31,32,33の全長を4段階に少しずつ短くして、斜板20の傾転に従ってそれぞれのスプリング反力が順次作用するように配設する直動型の斜板制御構造とする。
請求項(抜粋):
回転軸と一体的に構成したシリンダブロックに往復動可能な複数のピストンを配設し、このピストン頭部が摺接する傾転自在な斜板の傾斜角に応じて吐出量を変化させるとともに、独立した複数の吐出ポートを備えて成る斜板式2連ピストンポンプにおいて、前記斜板に対して、ポンプ吐出圧力に応じて傾転方向に押圧する制御ピストンと、このピストンの押圧力に対抗する方向に馬力制御を行なうリタンスプリングと、からなる直動型の斜板制御構造を2カ所に分けて設けるとともに、前記リタンスプリングを2カ所で合わせて3本以上の複数本で構成し、かつ、複数本の各リタンスプリングの全長を少しずつ短くして斜板の傾転に従ってそれぞれのスプリング反力が順次作用するように配設したことを特徴とする斜板式2連ピストンポンプ。
Fターム (8件):
3H070AA01 ,  3H070BB04 ,  3H070BB23 ,  3H070CC13 ,  3H070CC34 ,  3H070DD04 ,  3H070DD47 ,  3H070DD53

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