特許
J-GLOBAL ID:200903002078096339

気体放電型表示装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-048665
公開番号(公開出願番号):特開平10-247458
出願日: 1997年03月04日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 カラーPDPでは、発光輝度に対して256階調を割り当てる。通常、赤、青、緑の各色蛍光体面の発光輝度には差があるので、ホワイトバランスはその階調をコントロールして行う。例えば、緑の発光輝度が高く、126階調でホワイトバランスをとれる場合、緑は126階調表示しか出来なくなる。従って、フルカラー表示の理論値1670万色に対して840万色しか表示出来なくなる。【解決手段】 基板上に形成する蛍光体面の形状を、赤、青、緑の各色で異なった形状とする。その構造は、好ましくは、発光輝度の高い緑色の蛍光体面の形状の高さを低くし、残りの赤、青の各色の蛍光体面はそれより高くする。この構造にすることで、階調を犠牲にせずにホワイトバランスがとれる。その結果、3色とも256階調表示可能になり、フルカラーでも1670万色可能となる。
請求項(抜粋):
第1の基板上に第1の電極群を配置し、前記第1の基板と平面対向した第2の基板上に第2の電極群を備え、前記第1の基板と前記第2の基板とを隔壁によって対向保持して前記第1の電極群と前記第2の電極群との間隙に放電空間群を形成し、前記放電空間群を選択的に放電させることで紫外光を発生させて、前記第2の基板上の一部に赤、青、緑の各蛍光体を塗り分けて形成された各色蛍光体面を発光させて、画像情報表示を行う気体放電型表示装置において、前記赤、青、緑の各色蛍光体面の形状のうち少なくとも1つが他の2つの各色蛍光体面の形状とは異なることを特徴とする気体放電型表示装置。

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