特許
J-GLOBAL ID:200903002081879328

内接噛合遊星歯車構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 剛博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-202295
公開番号(公開出願番号):特開平6-050394
出願日: 1992年07月29日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 外歯歯車と内歯歯車の歯数差が2以上の場合の歯車の噛合点を増やして、軽量、コンパクト化、及び高負荷化を図る。【構成】 第1軸と、該第1軸に設けた偏心体を介してこの第1軸に対して偏心回転可能な状態で取付けられた複数枚の外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手段を介して連結された第2軸と、を備えた内接噛合遊星歯車構造において、外歯歯車5a、5bと内歯歯車10の歯数差をN(N:2以上の整数)とし、外歯歯車5a、5bの外歯109の歯形は、N個のエピトロコイド平行曲線を互いに位相をずらせて重ね合わせた時にできる最も内側の曲線を基準にして構成し、又、前記内歯歯車10の内歯111の歯形は、前記エピトロコイド平行曲線と噛合うN個のトロコイド内包絡線を互いに前記外歯歯車5a、5bと同じだけ位相をずらせて重ね合わせた時にできる最も内側の曲線を基準にして構成した。
請求項(抜粋):
第1軸と、該第1軸に設けた偏心体を介してこの第1軸に対して偏心回転可能な状態で取付けられた複数枚の外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手段を介して連結された第2軸と、を備えた内接噛合遊星歯車構造において、前記外歯歯車と内歯歯車の歯数差をN(N:2以上の整数)とし、前記外歯歯車の歯形は、N個のエピトロコイド平行曲線を位相をずらせて重ね合わせた時にできる最も内側の曲線を基準にして構成し、又、前記内歯歯車の歯形は、前記エピトロコイド平行曲線と噛合うN個のトロコイド内包絡線を前記外歯歯車と同じだけ位相をずらせて重ね合わせた時にできる最も内側の曲線を基準にして構成したことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造。

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