特許
J-GLOBAL ID:200903002084919207
スイッチング電源回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
脇 篤夫
, 鈴木 伸夫
, 和智 滋明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-178077
公開番号(公開出願番号):特開2009-017714
出願日: 2007年07月06日
公開日(公表日): 2009年01月22日
要約:
【課題】構成部品の点数を少なくし、直流出力電圧に含まれるリップル成分およびスパイク成分を小さなものとするスイッチング電源回路を提供する【解決手段】1次側回路は、制御回路1および発振・ドライブ回路2によってスイッチング周波数が制御されるスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2を有してプッシュプル電圧共振型コンバータとされる。リーケージインダクタL1と1次側電圧共振コンデンサC1、および、リーケージインダクタL1’と1次側電圧共振コンデンサC1’とで形成される1次側電圧共振回路を有する。2次側回路は、リーケージインダクタL2と2次側電圧共振コンデンサC3とで形成される2次側電圧共振回路およびリーケージインダクタL2と2次側電流共振コンデンサC4とで形成される2次側電流共振回路を有するものとする。また、2次側の高速ダイオードDoとインダクタLoと2次側平滑コンデンサCoとが降圧コンバータとして機能するように構成した。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流電力を入力して交流電力を発生する1次側回路と、
前記交流電力を2次側回路に伝送するため、センタータップで相互に接続される第1の1次巻線および第2の1次巻線と、2次巻線と、がコアに巻装され、前記第1の1次巻線および前記第2の1次巻線と前記2次巻線とが磁気的に疎結合とされて形成されるコンバータトランスと、
前記2次側回路から負荷に供給される2次側直流出力電圧が定電圧となるように1次側回路を制御する定電圧制御手段と、を備えるスイッチング電源回路であって、
前記1次側回路は、
前記定電圧制御手段によってスイッチング周波数が制御される前記第1の1次巻線に接続される第1のスイッチング素子および前記第2の1次巻線に接続される第2のスイッチング素子と、
前記第1の1次巻線に生じる漏洩インダクタンス成分と前記第1のスイッチング素子に並列接続される第1の1次側電圧共振コンデンサのキャパシタンスとで、第1の1次側電圧共振周波数が支配されるようにして形成される第1の1次側電圧共振回路と、
前記第2の1次巻線に生じる漏洩インダクタンス成分と前記第2のスイッチング素子に並列接続される第2の1次側電圧共振コンデンサのキャパシタンスとで、前記第1の1次側電圧共振周波数と略等しい周波数とされる第2の1次側電圧共振周波数が支配されるようにして形成される第2の1次側電圧共振回路と、を具備し、
前記2次側回路は、
前記コンバータトランスの2次巻線に生じる漏洩インダクタンス成分と、前記2次巻線に直接または交流的に並列接続される2次側電圧共振コンデンサのキャパシタンスとで2次側電圧共振周波数が支配されるようにして形成される2次側電圧共振回路と、
前記コンバータトランスの2次巻線に生じる漏洩インダクタンス成分と、前記2次巻線に直接または交流的に直列接続される2次側電流共振コンデンサのキャパシタンスとで2次側電流共振周波数が支配されるようにして形成される2次側電流共振回路と、
前記2次巻線に得られる交流電力を整流する2次側直流出力電圧生成手段と、を具備し、
前記2次側直流出力電圧生成手段は、
前記2次側電流共振コンデンサと前記2次巻線との直列接続回路に並列に接続されるダイオードと、前記ダイオードに一端が接続されるインダクタと、前記インダクタの他端に接続される2次側平滑コンデンサと、を有して、前記2次巻線に生ずる電圧を降圧するように形成されることを特徴とするスイッチング電源回路。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (9件):
5H730AA04
, 5H730AA15
, 5H730AS01
, 5H730BB25
, 5H730BB72
, 5H730CC01
, 5H730DD04
, 5H730EE10
, 5H730FD03
引用特許:
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