特許
J-GLOBAL ID:200903002090902200

異形防振ブッシュの絞り装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邊 功二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-079383
公開番号(公開出願番号):特開平10-272523
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 絞りによる不規則な変形のない異形防振ブッシュを得る。【解決手段】 加締台20の内筒嵌合部22に加硫成形済みの防振ブッシュ10の内筒金具11を外嵌装着し、ダイス30を中心方向に集めて防振ブッシュに合わせる。ダイスにダイスホルダ40を外嵌し、ダイスホルダをダイスに押し付け、外筒金具12の絞り加工を行う。ダイスの弧状ダイス片32a,32bにより、軸直角方向断面が長円形状の外筒金具の半円弧状壁部12bを変形させることなく絞ることができる。さらに、ダイスの平行ダイス片31a,31bは、一体となって外筒金具の平行壁部12aに当接してこれを押圧することができるので、剛性の低い平行壁部を不規則に変形させることなく絞ることができる。
請求項(抜粋):
対向する一対の長壁部と対向する一対の短壁部を持つ軸直角断面が略長方形の内筒金具と、該内筒金具の外周に同心的に配置され、該長壁部と平行に延びる相対向する一対の平行壁部と該一対の平行壁部の両端を各々接続する突出した半円弧状壁部とを持つ軸直角断面が長円形状の外筒金具と、該内外筒金具間に一体に加硫接着配置されたゴム弾性体とを備えた異形防振ブッシュの前記外筒金具を外側から絞る絞り装置であって、前記異形防振ブッシュの前記内筒金具を嵌挿可能になした内筒嵌合部を立設した加締台と;中央に前記異形防振ブッシュの前記外筒金具を絞れるように該外筒金具の外周に対応した長円形状の貫通孔を有し、外形が該長円形状の貫通孔と中心を同一にする長円形状の外周が凸テーパ外周面を持つ前記内筒嵌合部の外周を囲む環状体であって、複数個のダイス片に分割され、大きい側の端面を前記加締台に載置したダイスと;前記ダイスの前記凸テーパ外周面を取り囲み、該凸テーパ外周面と摺接する凹テーパ内周面を持つ摺接孔を有し、前記内筒嵌合部と同軸的に前記加締台と相対的に離間及び押圧可能に設けられたダイスホルダと;前記ダイスの分割された各ダイス片と前記加締台の少なくともいずれか一方と摺動可能であると共に、両者を摺動可能に結合した楔と;を備え、前記ダイスが、前記内筒嵌合部に嵌挿配置された前記異形防振ブッシュの外筒金具の一対の平行壁部の外周面とそれぞれ対応する内側面を持つ一対の平行ダイス片と、一対の半円弧状壁部のそれぞれ外周面に対応する内側面を形成する部分分割された複数の弧状ダイス片とで構成されていることを特徴とする異形防振ブッシュの絞り装置。
IPC (3件):
B21D 39/04 ,  B21D 24/00 ,  F16F 1/38
FI (3件):
B21D 39/04 B ,  B21D 24/00 H ,  F16F 1/38 F

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