特許
J-GLOBAL ID:200903002091408803

差動式熱感知器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 宏行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-057855
公開番号(公開出願番号):特開平7-272155
出願日: 1994年03月28日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 マイコンとA/Dコンバータを用いて構成された温度検知部を備え、広い温度測定領域においてリニアな温度データを得るようにした差動式熱感知器において、マイコンによる消費電流とメモリ容量を軽減する。【構成】 制御手段MCは、予め分割された複数の温度測定領域のうち、ほぼ中域を分担するスイッチング手段SW2を閉じて得られた抵抗分圧出力によって、外気温度が温度測定領域の中域より低域T1か高域T3側か、あるいは中域T2側に属するかを判別し、この判別の結果、外気温度の属する温度測定領域の含まれた温度測定領域のほぼ中域を分担するスイッチング手段SW2を閉じて抵抗分圧出力を得る動作を繰り返し行って、外気温度の属する温度測定領域を順次縮小させながら、外気温度の属する分割された温度測定領域を検索し、最後に外気温度の属する分割された温度測定領域を分担するスイッチング手段SW1〜SW3を閉じて得られた抵抗分圧出力を、A/D変換した後、リニアに補正して温度データを得る。
請求項(抜粋):
定電圧電源に対して、1つのサーミスタに、予め分割された温度測定領域を分担する抵抗素子をスイッチング手段によって切替え選択可能に接続し、スイッチング手段の切替えによって形成される抵抗分圧出力をA/Dコンバータでデジタル信号に変換した後、CPUを含む制御手段によって、リニアに補正して外気の温度データを得るようにした差動式熱感知器において、上記スイッチング手段の切替えによって、上記サーミスタに選択的に接続される抵抗素子は、分担する温度測定領域毎にリニアに変化する温度データが得られるものが予め選択されており、上記制御手段は、予め分割された複数の温度測定領域のうち、ほぼ中域を分担するスイッチング手段を閉じて得られた抵抗分圧出力によって、外気温度が温度測定領域の中域より低い側か高い側か、あるいは中域側に属するかを判別し、この判別の結果、外気温度の含まれた温度測定領域のほぼ中域を分担するスイッチング手段を閉じて抵抗分圧出力を得る動作を繰り返し、外気温度の含まれた温度測定領域を順次縮小させながら、外気温度の属する温度測定領域を検索し、最後に外気温度の属する分割された温度測定領域を分担するスイッチング手段を閉じて得られた抵抗分圧出力を、A/D変換した後、リニアに補正して温度データを得るようにした差動式熱感知器。
IPC (3件):
G08B 17/06 ,  G01K 7/25 ,  H03M 1/18

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