特許
J-GLOBAL ID:200903002091961022

固体レーザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 毅巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-133346
公開番号(公開出願番号):特開平5-327100
出願日: 1992年05月26日
公開日(公表日): 1993年12月10日
要約:
【要約】【目的】 レーザ光の光周波数を複数の周波数変換素子で変換するときに、高くて、安定した変換効率を得る。【構成】 レーザ発振装置1で出射された第2高調波ω1 のレーザ光は周波数変換素子3aによって、第2高調波ω1 と第4高調波ω3 に変換される。第4高調波ω3 はダイクロイックミラー5aで反射され、さらに全反射ミラー7で反射されて、偏光板8に導かれる。一方、第2高調波成分ω1 のみが、ダイクロイックミラー5aを透過して、周波数変換素子3bに入射され、さらに第2高調波ω1と第4高調波ω3 に周波数変換される。この第4高調波ω3 はダイクロイックミラー5bで反射され、偏光板8で、周波数変換素子3aからの第4高調波ω3 と合成される。このとき周波数変換素子3bでは第4高調波ω3 が入力されないので、第4高調波ω3 の吸収による温度勾配が発生せず、変換効率が低下しない。
請求項(抜粋):
レーザ光の光周波数を複数の周波数変換素子で変換する固体レーザ装置において、前記複数の周波数変換素子の中から選択された、前段及び後段からなる一組の周波数変換素子の間に設けられ、前段の周波数変換素子から出射したレーザ光の高調波成分を分離する周波数分離手段と、前記分離された高調波成分を有するレーザ光と後段の周波数変換素子から出射した高調波成分を有するレーザ光を光学的に合成する合成手段と、を有することを特徴とする固体レーザ装置。
IPC (2件):
H01S 3/108 ,  G03B 33/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-266335

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