特許
J-GLOBAL ID:200903002097896850

高収縮性ポリフェニレンサルファイドモノフィラメントおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香川 幹雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-005988
公開番号(公開出願番号):特開平5-195318
出願日: 1992年01月16日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 きわめて高収縮で、しかも十分な強度を備え、とくに抄紙用スパイラルカンバス織に適した性能を有するポリフェニレンサルファイドモノフィラメントを提供する。【構成】 直径が0.20〜0.8mm、200°Cの乾熱収縮率Sd200 と、同じく140°Cで測定した乾熱収縮率Sd140 との差の絶対値△Sdが3.0%以下、Sd200 が15〜32%で、かつ強度が3.5g/d 以上の特性を有する高収縮性ポリフェニレンサルファイドモノフィラメント(構成単位の85モル%以上がp-フェニレンサルファイド単位で、メルトフローレートが20〜120)を溶融押出紡糸し、紡出糸を冷却した後二段延伸を行うに際し、一段目延伸温度T1 をガラス転移点Tgよりも3〜15°C高温に、また二段目延伸温度T2 をTgよりも5〜55°C高温でかつT2 ≧T1 となるよう制御すると共に、二段目延伸倍率/全延伸倍率の比が0.22〜0.28の範囲となるよう規制する。
請求項(抜粋):
構成単位の85モル%以上がp-フェニレンサルファイド単位からなり、メルトフローレートが20〜120のポリフェニレンサルファイドを紡糸延伸してなる直径が0.20〜0.80mmのモノフィラメントであって、フリー状態で測定した200°Cの乾熱収縮率Sd200 と、同じく140°Cで測定した乾熱収縮率Sd140 との差の絶対値△Sd(Sd200 -Sd140 )が3.0%以下、前記Sd200 が15〜32%であり、かつ強度が3.5g/d 以上の特性を有することを特徴とする高収縮性ポリフェニレンサルファイドモノフィラメント。
IPC (3件):
D01F 6/76 ,  D01F 6/94 ,  D21F 7/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-200534

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