特許
J-GLOBAL ID:200903002098737888
石炭急速熱分解反応時間制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-339221
公開番号(公開出願番号):特開平6-184550
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 石炭急速熱分解反応器の操業トラブルの原因となるチャー粒子及び石炭粒子の付着、凝集等を防止する、熱分解反応器内でのチャー粒子(及び石炭粒子)の滞留時間を制御する方法を提供する。【構成】 熱分解反応器下部のテーパ角度を変えることによりテーパ部分に滞留する粒子の量が変化するという効果を利用し、粒子の滞留時間を制御するか、あるいは反応器下部のガス入口径を変化させることにより、高温ガスの速度が変化し、高温ガス入口周りの粒子の流れが変わるという効果を利用し、粒子の滞留時間を制御する。【効果】 本発明の反応器内での粒子滞留時間制御方法によって、粒子の滞留時間を最小とする方法が確立され、反応器の安定操業が可能となった。
請求項(抜粋):
反応器下部のガス入口から導入される高温ガスと石炭を気相中で混合して石炭の加熱を行い熱分解生成物を得る熱分解反応器において、反応器内温度が700〜1000°Cの範囲の時に該反応器内温度の上昇により、反応器下部のテーパ角度を45〜85度の範囲で増加させ、及び/又は反応器下部のガス入口径dと反応器内径Dとの比d/Dを0.05〜0.8の範囲で増加させることを特徴とする石炭急速熱分解反応時間制御方法。
IPC (4件):
C10G 1/00
, C10G 1/02
, C10J 3/46
, C10J 3/72
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