特許
J-GLOBAL ID:200903002102498389

耐衝撃性に優れる成形加工用薄鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-179175
公開番号(公開出願番号):特開平7-034187
出願日: 1993年07月20日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【構成】C:0.01wt%以下 (平均炭素濃度) 、Si:0.01〜1.5 wt%、Mn:0.01〜3.0 wt%、Al:0.02〜0.06wt%およびP:0.15wt%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成形加工用薄鋼板であって、該鋼板は、少なくとも片側の地鉄表面から100 μm あるいは1フェライト粒径のいずれか小さい値に相当する厚さで、かつ平均炭素濃度が全板厚の平均炭素濃度の1.5 倍以上になる層を備え、全板厚の平均炭素濃度の80%以下の炭素濃度になる領域が板厚の60%以上を占める、ものとする。【効果】 静的強度と耐衝撃性のいずれをも高レベルに維持することができ、自動車車体の軽量化を図ることが可能であるだけでなく自動車の衝突時における安全性を高め得る。
請求項1:
C:0.01wt%以下 (全板厚で求めた平均含有量)Si:0.01〜1.5 wt%、 Mn:0.01〜3.0 wt%、Al:0.02〜0.06wt%およびP:0.15wt%以下を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成形加工用薄鋼板であって、この鋼板は、少なくとも片側の地鉄表面から100 μm あるいは1フェライト粒径のいずれか小さい値に相当する厚さで、かつ平均炭素濃度が全板厚の平均炭素濃度の1.5 倍以上になる層を備え、全板厚の平均炭素濃度の80%以下の炭素濃度になる領域が板厚の60%以上を占める組織を有することを特徴とする耐衝撃性に優れる成形加工用薄鋼板。
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04

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