特許
J-GLOBAL ID:200903002106742799

火災検知システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043387
公開番号(公開出願番号):特開平10-241077
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 火災を早期に確実に検知でき、また、火災状況の確認、火災発生場所の特定ができ、さらに火災検知用途以外の目的でも有効に利用できる大空間を対象とした火災検知システムを得ることを課題とする。【解決手段】 火災の感知センサとして炎の放射赤外線を映像化する赤外線カメラを採用し、赤外線映像を画像処理する火災判定装置により確実な早期の検知や火災発生場所の特定を行い、また、火災判定装置の機能を追加し、赤外線映像による火災状況の映像による確認、温度情報の取得、カラー化による視認性の向上を可能とし、さらに赤外線映像の差分画像の画像処理により侵入者の検知ができる大空間の監視にも適用できる火災検知システムを構築する。
請求項(抜粋):
大空間の赤外線を集光する赤外線レンズと、この赤外線レンズを透過する赤外線のうち炎のピーク波長部分近傍だけを透過させる炎検知用フィルタと、前記赤外線レンズと炎検知用フィルタを透して集光された赤外線を画像データとして出力する赤外線カメラと、この赤外線カメラからの出力画像データを入力して予め設定した輝度以上の画素を二値化処理により有意として出力する二値化処理部と、この二値化処理部が有意として出力する画素の数をカウントする画素数カウント部と、この画素数カウント部のカウント値から火災の判定をする判定部と、前記赤外線カメラからの映像と判定部の結果等を映像信号として出力するモニタインタフェースと、前記判定部の結果を受けて火災の発生信号を出力する制御装置インタフェースと、火災の発生状況を監視するテレビカメラと、前記モニタインタフェースとこのテレビカメラからの映像信号を入力しどちらかの映像を選択出力する映像切換器と、この映像切換器の出力する映像信号を映像として表示するモニタと、前記制御装置インタフェースからの火災の発生信号を受けシステム全体を制御管理する制御装置と、この制御装置を操作する操作器と、前記制御装置からの指示により火災発生を表示する警報装置と、前記制御装置からの指示により消火や排煙等を実行する防災設備とを有する火災検知システム。
IPC (3件):
G08B 17/12 ,  G01J 5/48 ,  G08B 25/00 510
FI (3件):
G08B 17/12 A ,  G01J 5/48 A ,  G08B 25/00 510 M

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