特許
J-GLOBAL ID:200903002108452798

フルオレニル含有メタロセンおよびオレフィン重合におけるその利用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-037503
公開番号(公開出願番号):特開平10-226695
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 オレフィンの重合に用いる触媒としてフルオレニル含有メタロセンを提供する。【解決手段】 フルオレニル含有メタロセンを、a)メタロセンの遷移金属と配位結合しない非ハロゲン化液体から本質的に成る液体希釈剤の存在下、アルカリ金属アルキルをフルオレニル含有化合物と反応させ、フルオレニルの塩を製造し、そしてb)それからフルオレニルの塩を式MeQk (Meは周期表の第IVB、VBまたはVIB族金属であり、それぞれのQは同じまたはちがうものであり1〜20個の炭素原子を有するヒドロカルビルまたはヒドロカルビルオキシまたはハロゲンであり、kはMeの残りの原子価を満たすのに十分な数である)の遷移金属化合物と反応させることから成り、遷移金属化合物およびフルオレニルの塩の反応はメタロセンの遷移金属と配位結合しない非ハロゲン化液体から本質的に成る液体希釈剤の存在下行なうことを特徴とする方法によって得る。
請求項(抜粋):
一般式 (I):【化1】R”x (FlRn )(CpRm )MeQk ( I )(Flはフルオレニルラジカル、Cpはシクロペンタジエニル、インデニル、テトラヒドロインデニル、またはフルオレニルラジカル、各々のRは同一或いは異なっており、そして1〜20の炭素原子を有する有機ラジカル、R”は(FlRn )と(CpRm )を結合している構造的な橋、Meは周期表の第 IVB、またはVB 属である金属、各々のQは同一または異なっており、そして1〜20の炭素原子を有するヒドロカルビルまたはヒドロカルビルオキシラジカルまたはハロゲン、xは1または0、kはMeの残りの原子価を完成するのに十分な数、nは0〜7の範囲の数、mは0〜7の範囲の数、但し、もし(CpRm )が未置換のフルオレニルであり、そしてxが0の条件では、nは1〜7、そしてもしxが1で、Cpがシクロペンタジエニル、そしてR”がアルキレンラジカルである場合には、R”は-CH2 -、またはアルキレン主鎖に少なくとも2つの炭素原子を有するアルキレンラジカル)のメタロセン。
IPC (5件):
C07F 17/00 ,  C08F 4/642 ,  C08F 10/00 ,  C08F110/14 ,  C08F210/16
FI (5件):
C07F 17/00 ,  C08F 4/642 ,  C08F 10/00 ,  C08F110/14 ,  C08F210/16
引用特許:
審査官引用 (6件)
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