特許
J-GLOBAL ID:200903002112025721

磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-126331
公開番号(公開出願番号):特開平6-336611
出願日: 1993年05月27日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 本発明は磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法を提案するものである。【構成】 C,Si,Mn,Al,Nを含みS又はSeを単独或いは複合で0.017〜0.050%を含有し、必要に応じてSn,Cuを添加し、残部Feおよび不可避的不純物からなるスラブを1280°C未満で加熱熱延し、必要に応じて熱延板焼鈍をし、1回又は中間焼鈍をはさむ2回の冷間圧延で最終圧延率80%以上とし、脱炭焼鈍をし、脱炭焼鈍から仕上焼鈍昇温過程の二次再結晶開始温度域の間で〔S〕含有量に応じた窒化を施すものである。【効果】 低温スラブ加熱で磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板が得られる。
請求項1:
重量%で、C :0.100%以下、Si:2.5〜4.5%、Mn:0.03〜0.15%、S又はSeを単独或いは複合で0.017〜0.050%、酸可溶性Al:0.010〜0.050%、N :0.0020〜0.012%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物からなる電磁鋼スラブを1280°C未満で加熱した後熱延し、1回又は中間焼鈍をはさむ2回の冷間圧延で最終圧延率を80%以上とし、次いで脱炭焼鈍及び仕上焼鈍を行い、かつ脱炭焼鈍から仕上焼鈍昇温過程の二次再結晶開始温度域の間で窒化処理を施すことを特徴とする磁気特性の優れた一方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 303 ,  H01F 1/16

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