特許
J-GLOBAL ID:200903002117658269

ギヤポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-307721
公開番号(公開出願番号):特開2003-113781
出願日: 2001年10月03日
公開日(公表日): 2003年04月18日
要約:
【要約】【課題】ギヤポンプにおいて、閉込み領域が膨張する工程で従来の逃げ溝では、キャビテーションの発生を防止できず、振動や騒音を発生する。【解決手段】駆動ギヤ7と従動ギヤ8の噛み合い点A,B間に閉込み領域38が生ずる。閉込み領域38の膨張工程の初期には、図6(a)に示すように、吐出室15から第1の逃げ溝21及び延設溝36を介して作動流体を圧送することにより、閉込み領域38内の負圧発生を防止する。閉込み領域38の膨張工程の後期には、図6(b)に示すように、第2の逃げ溝20が閉込み領域38に連通する前に、延設溝36と閉込み領域38との連通を絶つ。
請求項(抜粋):
内部に空所を有するハウジングと、上記空所に嵌め入れられてハウジングの内部にギヤ室を区画する一対のサイドプレートと、上記ギヤ室内に収容される一対のギヤと、これら一対のギヤの回転に関連して一対のギヤの噛み合い部分付近に発生する作動流体の閉込み領域と、上記ギヤ室内に上記噛み合い部分を挟んで配置される作動流体の吸込室及び吐出室とを備えるギヤポンプにおいて、少なくとも1つのサイドプレートのギヤ側側面には、圧縮過程の閉込み領域を吐出室に連通させるための第1の溝と、膨張過程の閉込み領域を吸込室に連通させるための第2の溝と、上記第1の溝からギヤの噛み合いの作用線と干渉しないように第2の溝側へ向けて延設される延設溝とが形成され、ギヤの回転に伴って閉込み領域が第2の溝に連通する前に延設溝と閉込み領域との連通が断たれるようにしてあることを特徴とするギヤポンプ。
IPC (2件):
F04C 2/18 331 ,  F04C 15/00
FI (2件):
F04C 2/18 331 ,  F04C 15/00 F
Fターム (15件):
3H041BB02 ,  3H041CC12 ,  3H041DD04 ,  3H041DD12 ,  3H041DD13 ,  3H041DD17 ,  3H041DD18 ,  3H041DD24 ,  3H044BB02 ,  3H044CC11 ,  3H044DD04 ,  3H044DD12 ,  3H044DD13 ,  3H044DD15 ,  3H044DD16
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭48-017110
  • 特開昭56-156486
  • 特開昭48-017110
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