特許
J-GLOBAL ID:200903002132736934

分岐式回線システムにおける回線断検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-318805
公開番号(公開出願番号):特開平9-162909
出願日: 1995年12月07日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】本発明は、ポーリングセレクティング通信方式による1対N分岐システムにおいて回線断がどこで発生しても回線断の発生箇所を正確に特定することができる回線断個所検出方法を提供する。【解決手段】分岐式回線システムの親局に、子局に設けられた受信終端抵抗の伝送回線への接続状態を問合せる手段と、この受信終端抵抗の回線からの切り離しを指令する手段とを設け、子局には、親局から一定期間正規信号が入力されないとき自動的に子局に設けた受信終端抵抗を回線に接続する手段と、親局からの受信終端抵抗接続状態問合せに対して応答する手段と、親局からの指令に応答して一旦回線に接続した受信終端抵抗を回線から切り離す手段とを設け、回線断発生によって受信終端抵抗が回線に接続されることとなった子局に対し、親局が親局から最遠隔の子局のみを残して受信終端抵抗の切り離し指令を行うようにして回接断の個所を検出すると共に、回線のインピーダンスを整合させ、親局と回線断個所手前の子局までの通信が確保されるようにする。
請求項(抜粋):
バス形伝送回線上でポーリングセレクティング方式によって親局と子局間の通信を行う分岐式回線システムにおいて、通信を制御する親局は、親局の制御のもとに通信を行う子局に対し、子局に設けられた受信終端抵抗の伝送回線への接続状態を問合せる手段と、伝送回線に接続された子局の受信終端抵抗の回線からの切り離しを指令する手段とを備え、被制御局である子局は、親局から一定期間正規信号が入力されないとき自動的に子局に設けられた受信終端抵抗を回線に接続する手段と、親局からの受信終端抵抗接続状態問合せに対して応答する手段と、親局からの受信終端抵抗切り離しの指令に応答して一旦回線に接続した受信終端抵抗を回線から切り離す手段とを備え、回線断が発生したときに引起される回線とのインピーダンス不整合のために正常に親局の送信信号が受信できなくなって回線に受信終端抵抗が接続されることとなった回線断個所手前の子局に対し、親局が受信終端抵抗接続状態を順次問合わせを行い、親局から最遠隔の子局の受信終端抵抗のみを残して受信終端抵抗の切り離し指令を行うようにして回接断の個所を検出すると共に、回線のインピーダンスを整合させ、親局と回線断個所手前の子局までの通信が確保されるようにしたことを特徴とする分岐式回線システムにおける回線断検出方法。
IPC (2件):
H04L 12/40 ,  H04L 29/14
FI (2件):
H04L 11/00 321 ,  H04L 13/00 311
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭56-109055
  • 特開昭56-109055

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