特許
J-GLOBAL ID:200903002134505751

圧力緩衝器、及び液滴噴射式記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松下 義治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-180120
公開番号(公開出願番号):特開2005-014315
出願日: 2003年06月24日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】液滴噴射式記録ヘッドへインク容器からインクを加圧することによる圧送充填のみで、圧力緩衝器が具備するチャンバ内から気泡を完全に除去可能な構造を有する圧力緩衝器を提供する。【解決手段】圧力緩衝器が具備するインク流出口は、圧力緩衝器が具備するチャンバの平面的、そして断面的な位置関係において、液滴噴射式記録装置の使用時、常に鉛直方向最上部に位置している。またチャンバ内部に圧力緩衝器が具備する可撓膜が、チャンバの底面に貼り付くことを防止する弾性部材たる構造と、チャンバの外部に、可撓膜の過度の変形を抑制する、剛体たる補強板を具備している。さらに補強板は、補強板が可撓膜と接触する面に配され、補強板を貫通しない溝構造を大気連通構造として具備する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
液滴噴射式記録装置のインク容器と液滴噴射式記録ヘッドを接続するインク供給路の、該液滴噴射式記録ヘッドの近傍または該液滴噴射式記録ヘッドの内部に設置され、その本体は少なくとも一面に凹部を有し、可撓膜を貼り付けることで該凹部を密閉してチャンバを形成する圧力緩衝器において、 前記チャンバは、少なくとも該チャンバから前記液滴噴射式記録ヘッドへインクが流出するインク流出口と、前記インク容器からインクが前記チャンバに流入するインク流入口とを具備し、前記液滴噴射式記録装置の使用時に、前記可撓膜たる前記チャンバの平面が水平面と垂直な配置とした場合において、前記チャンバの平面的な位置関係において、前記インク流出口は常に該チャンバの鉛直方向最上部に位置し、前記インク流入口は前記インク流出口に対して鉛直方向に関し、同等または下側にあるような配置となっていることを特徴とする圧力緩衝器。
IPC (1件):
B41J2/175
FI (1件):
B41J3/04 102Z
Fターム (8件):
2C056EA15 ,  2C056EA26 ,  2C056EC17 ,  2C056EC20 ,  2C056EC49 ,  2C056EC62 ,  2C056KB11 ,  2C056KB33
引用特許:
審査官引用 (8件)
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