特許
J-GLOBAL ID:200903002135242703

射出成形機の可塑化・射出機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 水野 博文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-232353
公開番号(公開出願番号):特開平8-294948
出願日: 1995年09月11日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【課題】円錐形状スクリュのスクリュ溝の形態を変えることにより、小型化に適応させると共に、混合搬送工程と混練工程とを選択設定して広範囲な種々の射出材料に的確に対応させること。【解決手段】回転体状の内空が形成されたバレル(1)と、バレルの同軸上に連結された射出シリンダ(2)と、バレルの内空形に適合当接して軸回転自在に保持されスクリュ溝(7)が形成されたスクリュ(6)と、該スクリュのに組み込まれた射出プランジャ(8)と、からなる射出成形機の可塑化・射出機構において、バレルの内空形、及びスクリュ形を円錐形状に形成すると共に、スクリュ溝は、その山部(7p)を通るテーパー角θと、谷部(7v)を通るテーパ角αとが、異なる角度をもって形成する。また、スクリュを二種以上のテーパー角を組合せて段階的に形成すると共に、これに適合するバレル内空形を形成する。
請求項(抜粋):
後端側部(1b)に射出原料の供給口(3)を有し、回転体状の内空が形成されたバレル(1)と、該バレル(1)の先端(1t)から同軸上に配置され、先端部にノズル(4)が形成された射出シリンダ(2)と、前記バレル(1)の内空形に適合当接して軸回転自在に保持され、かつ側周面にスクリュ溝(7)が形成されたスクリュ(6)と、該スクリュ(6)の同軸上に摺動自在に組み込まれ、先端部(8t)が前記射出シリンダ(2)内へ進退運動する射出プランジャ(8)と、からなる射出成形機の可塑化・射出機構において、前記バレル(1)の内空形、及びこれに適合当接するスクリュ(6)形を、先端縮径の円錐形状(又は、截頭円錐形状)に形成すると共に、前記スクリュ溝(7)を、その山部(7p)を通る母線(P)の傾斜角θ(以下、母線の傾斜角を「テーパー角」と略称する。)とその谷部(7v)を通るテーパー角αとが異なる角度になるように形成したことを特徴とする射出成形機の可塑化・射出機構。
IPC (2件):
B29C 45/60 ,  B29C 45/50
FI (2件):
B29C 45/60 ,  B29C 45/50

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