特許
J-GLOBAL ID:200903002138230390

低熱膨張鋳鉄を用いた工作機械、精密測定機 器および成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-343300
公開番号(公開出願番号):特開平6-172919
出願日: 1988年11月02日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【構成】本発明の工作機械、精密測定機器および成形用金型は、オ-ステナイト基地鉄中に黒鉛組織を有し、重量%で表示した成分組成として固溶炭素を0.09%以上0.43%以下、ケイ素1.0%未満、ニッケル29%以上34%以下、コバルト4%以上8%以下を含み残部鉄から成り、0〜200°Cの温度範囲における熱膨張係数が4×10-6/°C以下である低熱膨張鋳鉄を用いたことを特徴とする。【効果】本発明の工作機械、精密測定機器および成形用金型は、機械的強度を損なうことなく熱膨張係数が1.5〜3.0×10-6/°Cの低熱膨張特性、ならびに一般鋳鉄と同程度の鋳造性、被削性を有し、かつ、必要に応じて一般鋳鉄の4〜5倍にまで高めることができる振動吸収能、アルミニウム合金なみの軟かさを兼ね備える鋳鉄から構成されるため、機器の高精度化、高機能化に十分対応可能となり極めて有用である。
請求項(抜粋):
オ-ステナイト基地鉄中に黒鉛組織を有する鋳鉄において、重量%で表示した成分組成として固溶炭素を0.09%以上0.43%以下、ケイ素1.0%未満、ニッケル29%以上34%以下、コバルト4%以上8%以下を含み残部鉄から成り、0〜200°Cの温度範囲における熱膨張係数が4×10-6/°C以下である低熱膨張鋳鉄を用いたことを特徴とする工作機械。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-283342
  • 特開平1-306540

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