特許
J-GLOBAL ID:200903002145584394

長尺構造部材への防音制振材充填方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038868
公開番号(公開出願番号):特開平10-230845
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 新幹線等の高速走行車両の騒音振動を効果的に防止し、構体を構成する長尺構造部材の内部空間への防音制振材充填作業を簡単で効率的に行う。【解決手段】 高速鉄道車両の構体を構成する長尺構造部材1は、長尺の面板2で山型リブ3を両側から挟み、係合部4をレーザ溶接で一体的なトラス構造に組立てる。面板2の所定位置には発泡前の防音制振材5が予め所定量だけ取り付けられ、組立後、内部空間が加熱による発泡後の防音制振材6で充満する。そのため、発泡後の状態を考慮して組立前の長尺材の所定位置に所定量だけ防音制振材を予め精度よく貼着でき、長尺構造部材の内部空間を発泡した防音制振材で隙間なく充満できるので防音制振性能が向上する。また、組立前なので防音制振材の設置作業が簡明で効率的であり、アルミニウム合金押出形材を一体的なトラス構造の断面にできるので、強度的に強くかつ軽量な長尺構造部材となる。
請求項(抜粋):
高速走行車両の構体を構成する長尺構造部材が、複数の長尺材を組み合わせて製作され、前記長尺材には加熱によって発泡する防音制振材をあらかじめ取り付け、これらの長尺材を組み立てた中空部材を加熱することによって前記防音制振材を発泡させ、前記中空部材の内部空間を発泡体で充満させることを特徴とする長尺構造部材への防音制振材充填方法。
IPC (4件):
B61D 17/00 ,  B61D 17/04 ,  B61D 17/18 ,  B61D 49/00 ZAB
FI (4件):
B61D 17/00 C ,  B61D 17/04 ,  B61D 17/18 ,  B61D 49/00 ZAB A

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