特許
J-GLOBAL ID:200903002150010274
内腔形成リブを通して直列衝突冷却するタービンブレード・エアーホイル
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-246432
公開番号(公開出願番号):特開平7-042504
出願日: 1991年09月02日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】ガスタービンエンジンブレードに関し、技術的に改良された衝突、冷却構造を提供する。【構成】エアーホイルの反対向き側壁50,52間に互いに間隔をあけて弦状の横断壁46を設けてエアーホイルの中空な室を一連の個別内腔に分割し、横断壁に数対の空気流ジェット生成オリフィス44を形成する。第1および第2群の横断壁の数対のオリフィスは、空気流を各群の中間の内腔からエアーホイル前縁56および後縁62に向かう反対の方向に導く。
請求項(抜粋):
前縁および後縁ならびに加圧側および吸引側を画定する互いに反対の側壁を有するタービンブレード・エアーホイルであって、これらの側壁は上記前縁および後縁で互いに合わさって、上記エアーホイルの側壁に冷却空気流を流すための中空な内部室を画定し、上記エアーホイルの前縁および後縁に複数の出口穴を設けて、冷却空気を上記エアーホイルの中空な内部室から外へ出す構成のタービンブレード・エアーホイルにおいて、(a)複数の内部横断壁を上記エアーホイルの前縁と後縁との間に弦方向に互いに間隔をあけて設け、上記中空な内部室を横切って配置し、かつ上記互いに反対の側壁に剛固に連結して、上記前縁と後縁との間に弦方向に直列に配置された複数の内腔を上記中空な内部室に画定し、(b)上記横断壁それぞれに1対のジェット生成オリフィスを画定する手段を設けて、一つの内腔をつぎの内腔へ連通させ、(c)第1の一連の内腔を画定する第1群の複数の横断壁に設けた数対のオリフィスが有する数対の軸線は、上記エアーホイルの前縁に向かっての第1の冷却空気流れ方向において互いに発散しかつ上記弦と交差し、こうして上記第1の一連の内腔のつぎつぎの内腔を囲む上記互いに反対の側壁の部分に対して、上記第1群の複数の横断壁の上記数対のオリフィスを通しての冷却空気流の部分をつぎつぎに衝突させ、その後上記エアーホイルの前縁の出口穴を通してエアーホイルから外へ出し、(d)第2の一連の内腔を画定する第2群の複数の横断壁に設けた数対のオリフィスが有する数対の軸線は、上記エアーホイルの後縁に向かっての、上記第1の方向とは反対の、第2の冷却空気流れ方向において互いに発散しかつ上記弦と交差し、こうして上記第2の一連の内腔のつぎつぎの内腔を囲む上記互いに反対の側壁の部分に対して、上記第2群の複数の横断壁の上記数対のオリフィスを通しての冷却空気流の部分をつぎつぎに衝突させ、その後上記エアーホイルの後縁の出口穴を通してエアーホイルから外へ出す構成とした衝突冷却構造。
IPC (2件):
前のページに戻る