特許
J-GLOBAL ID:200903002153355868

能動型振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-025440
公開番号(公開出願番号):特開平11-223238
出願日: 1998年02月06日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】【課題】防振支持装置内での共振の発生をより確実に防止したい。【解決手段】適応ディジタルフィルタのフィルタ係数を、そのまま駆動信号とするのではなく、それらフィルタ係数をローパスフィルタ処理して最終的な駆動信号yF ,yR を生成し、そのローパスフィルタ処理された駆動信号yF ,yR をサンプリング・クロックに同期して順番に能動型エンジンマウント1F,1Rに供給する。そのローパスフィルタ処理のカットオフ周波数fCF,fCRは、能動型エンジンマウント1F,1R内で振動して力を発生するマス・バネ系の共振周波数を、この能動型エンジンマウント1F,1Rに加わる荷重による影響の分だけ低域側にずらした周波数とし、しかも、そのカットオフ周波数fCF,fCRを、自動変速機28のシフト位置に応じて可変とする。
請求項(抜粋):
振動体及び支持体間に介在し能動的な支持力を発生可能な防振支持装置と、前記支持体側の振動が低減するように前記防振支持装置を駆動させる駆動制御手段と、を備えるとともに、前記防振支持装置は、前記振動体及び支持体間に介在する支持弾性体と、この支持弾性体によって画成され流体が封入された流体室と、この流体室の隔壁の一部を形成するように配設された可動部材と、前記流体室の容積を変化させる方向に変位可能に前記可動部材を弾性支持する弾性部材と、前記方向に変位する力を前記可動部材に付与するアクチュエータと、を備えて構成され、前記駆動制御手段は、前記アクチュエータに対する駆動信号を生成し出力するようになっている能動型振動制御装置において、前記駆動信号をローパスフィルタ処理してから前記アクチュエータに出力する構成とし、前記ローパスフィルタ処理のカットオフ周波数は、前記可動部材の質量及び前記弾性部材のバネ定数で決まる共振周波数を、前記防振支持装置に加わる荷重による影響の分だけ低域側にずらした周波数であることを特徴とする能動型振動制御装置。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/26
FI (3件):
F16F 15/02 B ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/00 630 C

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