特許
J-GLOBAL ID:200903002155781589

映像データ圧縮装置およびその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343666
公開番号(公開出願番号):特開平10-191343
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】圧縮映像データの発生符号量を正確に予測し、通信回線の伝送容量等を有効利用し、映像の品質を向上させる。【解決手段】予測系40の予測器42は、エンコーダ32の量子化部210が実際の圧縮符号化に用いた量子化ステップQの単位期間ごとの平均値を算出し、この平均値が中心値となるように、量子化ステップQi の範囲を求める。量子化部306i は、予測器42が求めた範囲に基づいて量子化ステップQi を算出し、DCT係数を量子化する。発生符号長計数部308i は、量子化後の映像データのデータ量を計数し、符号化割当部310は、発生符号長計数部308i の計数値に基づいて、各マクロブロックに対する目標データ量を算出する。二分検索部34は、圧縮後のデータ量を、ほぼ、設定された目標データ量とする量子化ステップQを求め、量子化部210に設定する。
請求項(抜粋):
映像データに対して、予め設定された範囲内の複数の第1の量子化ステップによる量子化処理を少なくとも行い、前記複数の第1の量子化ステップそれぞれに対応する複数の量子化データを生成する量子化処理手段と、生成した前記複数の量子化データのデータ量に基づいて、圧縮後の映像データのデータ量を予測し、予測した前記圧縮後の映像データのデータ量に基づいて、圧縮後の映像データのデータ量の目標値を算出する目標値算出手段と、圧縮後の映像データのデータ量を、算出した前記目標値以下であって、前記目標値に近い値にする第2の量子化ステップを生成する量子化ステップ生成手段と、生成した前記第2の量子化ステップに基づいて、前記複数の第1の量子化ステップの範囲を決定し、前記量子化処理手段に設定する範囲決定・設定手段と、前記映像データに対して生成した前記第2の量子化ステップによる量子化処理を少なくとも行い、前記映像データを圧縮する映像データ圧縮手段とを有する映像データ圧縮装置。

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