特許
J-GLOBAL ID:200903002161349729
データ群の特性境界識別方法、電波伝搬推定方法および装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 英生 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-046410
公開番号(公開出願番号):特開平11-234219
出願日: 1998年02月13日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 解析者の主観に依存することなく特性の変化する境界を推定する特性境界識別方法を提供する。【解決手段】 横軸は送信局から受信局までの距離d、縦軸は伝搬損失値pである。ブレークポイント位置di を決め、送信局に対してブレークポイント以前となる領域Rj と、ブレークポイント以遠となる領域Rj+1 とに分ける。各領域ごとに関数近似を行い、平均二乗誤差ej (di )を計算する処理を、ブレークポイント位置di を変化させて行う。評価関数E(di )を、各ブレークポイント位置di ごとに計算する。評価関数E(di )は、平均二乗誤差ej (di )に重み付け値wj を付けた加算であり、この重み付け値wj により正規化される。評価関数E(di )に基づいて適切なブレークポイント位置を識別判定する。
請求項(抜粋):
特性の変化する境界を有するデータの群から、前記境界を識別するための方法であって、次の(a)〜(e)のステップを有するデータ群の特性境界識別方法。(a)前記特性の変化する境界を仮定するステップ、(b)仮定された前記境界により分割された各領域の前記データであって、前記境界から数えてほぼ同数のデータとなる範囲のデータに対して、それぞれ関数近似処理を施して適切な近似線を決定し、そのときの近似誤差を求めるステップ、(c)仮定された前記境界を変化させて、前記ステップ(b)を順次繰り返すステップ、(d)仮定された前記境界の各々に対して、前記各領域ごとの前記近似誤差について重み付け総和を計算して評価値とするステップ、(e)仮定された前記境界の各々に対応する前記評価値の大きさに基づいて前記特性の変化する境界の値を識別するステップ。
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