特許
J-GLOBAL ID:200903002168766546

磁性トナー及び電子写真方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-106593
公開番号(公開出願番号):特開平6-317930
出願日: 1993年05月07日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 構成が簡単で小型高性能、また廃トナーリサイクルを可能とする現像特性の安定した磁性トナーを提供することを目的とする。【構成】 固定された磁石を内部に有する感光体ドラムを用い、静電潜像を形成した後、トナー溜め内で磁性トナーを磁力で吸着させ、電極ローラで非画像部のトナーを回収する現像法と、廃トナーをリサイクルする構成の電子写真方式で、磁性トナーが特定の結着樹脂を採用し、さらに外添処理後に熱風による表面改質処理を施し、外添剤の固定化と、磁性体の被覆化と、トナーの球形化を同時にかつ瞬時に施された磁性トナー。
請求項(抜粋):
固定磁石を内包し移動する静電潜像保持体と、前記静電潜像保持体の表面に対向し前記固定磁石により磁気的に吸引させて磁性トナーを供給するトナー溜めと、かつ前記静電潜像保持体の表面と所定の間隙を有した位置に設置され、内部に磁石を有する電極ローラから成る現像工程と、前記静電潜像保持体上の静電潜像を可視像化したトナー像を静電力で転写材に移す転写工程と、転写時に一部前記静電潜像保持体に残留する前記磁性トナーを前記静電潜像保持体から除去するクリーニング工程と、前記クリーニング工程で除去された前記磁性トナーを再度前記現像工程に戻し再利用するトナーリサイクル工程と、を有する電子写真方法に用いる磁性トナーであって、前記磁性トナーが少なくとも結着樹脂、磁性体、外添剤から構成され、前記結着樹脂が少なくとも一般式(化1)、(化2)から構成され、かつ135°Cにおける溶融粘度が1×104〜5×105(poise)、145°Cにおける溶融粘度が3×103〜3×105(poise)である共重合体であり、かつ前記結着樹脂と、前記磁性体と、その他必要に応じて用いられる添加剤とが、混練処理、粉砕処理、さらに必要に応じて分級処理されたトナー微粉末に、外添剤を外添処理し、前記外添処理後、外添剤が付着した前記トナー微粉末に、分散状態で熱風により表面改質処理を施し、前記外添剤の固定化と、前記磁性体の被覆化と、前記トナー微粉末の球形化を同時にかつ瞬時に行うことを特徴とする磁性トナー。【化1】【化2】
IPC (3件):
G03G 9/083 ,  G03G 9/087 ,  G03G 15/09 101
FI (3件):
G03G 9/08 101 ,  G03G 9/08 325 ,  G03G 9/08 381
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-200157
  • 電子写真方法および装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-018624   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭53-058244

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