特許
J-GLOBAL ID:200903002170103643

ツインクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-071233
公開番号(公開出願番号):特開2000-266078
出願日: 1999年03月17日
公開日(公表日): 2000年09月26日
要約:
【要約】【課題】 ツインクラッチの第1摩擦ディスクの摩耗量が第2摩擦ディスクよりも大きくなった場合にもクラッチの連結やレリーズの同時性を確保する。【解決手段】 ツインクラッチの中間プレート11は、フライホイール2側の第1摩擦ディスク3aと第2摩擦ディスク4aとの間に配置され、フライホイール2に連動して回転する。レバー部材27は、プレッシャープレート10の移動量に対して中間プレート11の移動量を規制するもので、一端27aがフライホイールスペーサー7に支持され、他端27bがプレッシャープレート10に当接し、中間部が中間プレート11に当接する。第1摩耗追従機構は、第1摩擦ディスプレイ3aが摩耗した時、一端27aとフライホイールスペーサー7との相対位置を変える。第2摩耗追従機構は、第2摩擦ディスク4aが摩耗した時、他端27bとプレッシャープレート10との相対位置を変える。
請求項(抜粋):
摩擦面を有するフライホイールとトランスミッションのシャフトとの間でトルク伝達及びトルク遮断を行うツインクラッチであって、前記フライホイールの摩擦面に近接して配置される第1摩擦連結部を有し、前記シャフトにトルクを伝達可能な第1クラッチディスク組立体と、前記第1摩擦連結部の前記フライホイール側と反対側に配置される第2摩擦連結部を有し、前記シャフトにトルクを伝達可能な第2クラッチディスク組立体と、前記第2摩擦連結部の前記フライホイール側と反対側に配置され、前記フライホイールに固定されるクラッチカバーと、前記第1摩擦連結部と前記第2摩擦連結部との軸方向間に配置され、前記フライホイールに連動して回転する中間部材と、前記第2摩擦連結部と前記クラッチカバーとの軸方向間に配置され、前記クラッチカバーに連動して回転するプレッシャープレートと、前記クラッチカバーに支持され、前記プレッシャープレートに対する前記フライホイール側への押圧及び押圧解除を行う押圧機構と、前記中間部材を前記フライホイールから離れる方向に付勢する付勢部材と、一端が前記クラッチカバー又は前記フライホイールに支持され、他端が前記プレッシャープレートに前記フライホイール側から当接し、中間部が前記中間部材に前記フライホイール側と反対側から当接する、前記プレッシャープレートの軸方向移動量に対して前記中間部材の軸方向移動量を規制するためのレバー部材と、前記第1摩擦連結部が摩耗したときに前記レバー部材の一端と前記クラッチカバー又は前記フライホイールとの軸方向の相対位置を変える第1摩耗追従機構と、前記第2摩擦連結部が摩耗したときに前記レバー部材の他端と前記プレッシャープレートとの軸方向の相対位置を変える第2摩耗追従機構と、を備えたツインクラッチ。
IPC (2件):
F16D 13/46 ,  F16D 13/75
FI (2件):
F16D 13/46 B ,  F16D 13/75 B
Fターム (7件):
3J056AA33 ,  3J056AA59 ,  3J056AA62 ,  3J056BA01 ,  3J056BB09 ,  3J056CA01 ,  3J056GA02

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