特許
J-GLOBAL ID:200903002170903232

ヒートポンプシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-009290
公開番号(公開出願番号):特開2005-201563
出願日: 2004年01月16日
公開日(公表日): 2005年07月28日
要約:
【課題】 ヒートポンプシステムに組み込まれるスクロール型圧縮機において、吐出ガスを旋回スクロールの背圧室へ供給することによって生じる効率の低下を防止する。【解決手段】 スクロール型の圧縮機部3において、旋回スクロール20の端板部21の上面にハウジング1の仕切り壁9の開口15を含む背圧室が形成される。加圧されて吐出室32へ吐出される高温、高圧の流体(冷媒)は先ず熱交換器43へ導かれて、流体の熱が水の加熱等の目的に利用される。温度の低下した流体は膨張弁44を経て蒸発器45へ流れるが、その一部が分流してキャピラリチューブ54のような絞り要素を有する背圧導入管55によって電動機2の上部空間13へ導かれ、電動機2の内部を経て背圧室を構成する開口15へ供給されて背圧室を加圧する。また、その流体に含まれている潤滑油が流下して電動機2と圧縮機部3を順次に潤滑する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ハウジングと、前記ハウジング内に固定された固定スクロールと、前記固定スクロールに噛み合うことによって流体を圧縮する複数個の作動室を形成しながら前記固定スクロールに対して旋回する旋回スクロールと、前記旋回スクロールを旋回させるための偏心軸部を備えている回転軸と、圧縮すべき流体を吸入する吸入室と、圧縮された流体が吐出される吐出室と、前記作動室において流体を圧縮する時に発生する圧縮反力の少なくとも一部を相殺するために前記旋回スクロールの端板部の背後に空間として形成される背圧室とを備えるスクロール型圧縮機と、前記吐出室及び吸入室の間に接続される蒸発器と、前記吐出室及び吸入室の間において前記蒸発器の上流側に接続される膨張弁と、前記吐出室及び吸入室の間において前記膨張弁の上流側に接続されて前記吐出室から導かれる高温高圧の流体を他の流体によって冷却する熱交換器と、前記熱交換器の下流側で前記膨張弁の上流側から分流して前記背圧室へ吸入圧と吐出圧の中間の圧力を帯びた流体を供給する背圧導入管とを備えていることを特徴とするヒートポンプシステム。
IPC (5件):
F25B1/00 ,  F04C18/02 ,  F04C29/02 ,  F24H1/00 ,  F25B1/04
FI (8件):
F25B1/00 387A ,  F04C18/02 311J ,  F04C18/02 311Y ,  F24H1/00 611A ,  F25B1/04 Y ,  F04C29/02 351A ,  F04C29/02 331A ,  F04C29/02 321A
Fターム (19件):
3H029AA02 ,  3H029AA13 ,  3H029AB03 ,  3H029BB06 ,  3H029BB12 ,  3H029BB13 ,  3H029BB35 ,  3H029BB42 ,  3H029CC32 ,  3H029CC42 ,  3H039AA03 ,  3H039AA12 ,  3H039BB11 ,  3H039BB12 ,  3H039BB28 ,  3H039CC24 ,  3H039CC27 ,  3H039CC41 ,  3H039CC46
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-090590   出願人:株式会社日立製作所, 日立清水エンジニアリング株式会社
  • スクロール型流体機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-203477   出願人:三菱重工業株式会社
  • ヒートポンプ給湯機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-112227   出願人:西淀空調機株式会社, 東京電力株式会社
全件表示

前のページに戻る