複数シリンダロータリ圧縮機

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：武顕次郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-299893
公開番号（公開出願番号）：特開平9-144681
出願日： 1995年11月17日
公開日（公表日）： 1997年06月03日
要約：

【要約】【課題】簡単な構成でもって騒音の低減を図る。【解決手段】主軸受4と副軸受8との間に、仕切板7によって仕切られたシリンダ6a,6bが設けられ、副軸受8側のシリンダ6bの圧縮冷媒ガスは吐出ポート8aから副軸受8に設けられた吐出室17に吐出される。また、主軸受4側のシリンダ6aの圧縮冷媒ガスは主軸受4に設けられている図示しない吐出室に一旦吐出される。この吐出室からシリンダ6a,仕切板7,シリンダ6bを貫通して副軸受8の吐出室17に至る吐出経路16が設けられており、シリンダ6aからの冷媒ガスがこの吐出経路16を通って吐出室17に送られる。そして、この吐出経路16では、例えば、シリンダ6a,6bの部分が内径が大きくなってサイレンサ構造をなしており、これによってシリンダ6aからの冷媒ガスによる騒音が低減される。

請求項（抜粋）：

密閉容器内に電動機部と圧縮機構部とがクランク軸によって連結され、該圧縮機構部が、該クランク軸を支持する主,副軸受と、該主,副軸受間に設けられ仕切板によって仕切られた第1,第2のシリンダと、該第1,第2のシリンダ内で該クランク軸の回転に伴って偏心回転する第1,第2のローラとからなり、該主軸受に該第1のシリンダで圧縮された冷媒ガスが吐出される吐出室が設けられ、該吐出室から該第1のシリンダ,該仕切板,該第2のシリンダ及び該副軸受を貫通し該吐出室の冷媒ガスを通す吐出経路を備えた複数シリンダロータリ圧縮機において、該吐出経路の少なくとも一部の内径を、該吐出経路のそれ以外の部分の内径よりも大きくしたことをことを特徴とする複数シリンダロータリ圧縮機。

IPC (3件)：

F04C 29/06 , F04C 18/356 , F04C 23/00

FI (4件)：

F04C 29/06 D , F04C 18/356 F , F04C 18/356 M , F04C 23/00 F

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