特許
J-GLOBAL ID:200903002178923364

被覆超硬合金およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-342985
公開番号(公開出願番号):特開平5-171442
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】高能率加工条件下で耐摩耗性と靱性を保持した工具となる被覆超硬合金及びその製造方法を提供する。【構成】 周期律表4a,5a,6a族の炭化物、窒化物、炭窒化物等を硬質相とし、鉄族金属を結合相とした超硬合金表面に、4a,5a,6a族の炭化物、窒化物、酸化物、硼化物、酸化アルミニウム等の一以上からなる被覆層を被覆してなり、被覆層界面直下に0.5 〜5 μmの厚さの4a族並びに5a及び/又は6a族の炭窒化物層が存在し、該炭窒化物層直下に結合相富化領域が5 〜100 μmの厚さで存在してなる被覆超硬合金である。その製法は前記超硬合金を焼結する際、5 〜50torrの窒素雰囲気で1300〜1400°Cに加熱保持後、5 〜0.5 °C/分の冷却速度で1255°C以下まで冷却する工程を有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
周期律表4a,5a,6a族の炭化物、窒化物および炭窒化物の一種もしくはそれ以上を硬質相とし、鉄族金属の一種もしくはそれ以上を結合相とした超硬合金の表面に、周期律表4a,5a,6a族の炭化物、窒化物、酸化物、硼化物およびこれらの固溶体もしくは化合物並びに酸化アルミニウムから選ばれる一種もしくはそれ以上からなる単層もしくは多重層を被覆してなる被覆超硬合金において、被覆層界面直下に4a族並びに5aおよび/または6a族の炭窒化物からなる相が0.5から5μm厚さの層として存在し、当該炭窒化物層の直下に合金内部に比し結合相の富化した領域が5から100μmの厚さで存在してなる被覆超硬合金。
IPC (5件):
C23C 16/30 ,  B22F 3/24 102 ,  C22C 1/05 ,  C22C 29/08 ,  C23C 26/00

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