特許
J-GLOBAL ID:200903002183407919

水素により誘起される減衰に耐性を有する光ファイバおよびその作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-292912
公開番号(公開出願番号):特開平9-171120
出願日: 1996年11月05日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 改良された単一モード光導波路ファイバを提供する。【解決手段】 内側クラッド領域22に取り囲まれた中心コア領域10を備え、選択された信号波長を有する光が中心コア領域10内を伝搬するのに加えて、かなりの程度の光が内側クラッド領域22を通って伝搬し、内側クラッド領域22が中心コア領域10よりも低い屈折率を有し、内側クラッド領域22がさらに外側クラッド領域17に取り囲まれている単一モード光導波路ファイバにおいて、内側クラッド領域22内に、水素により誘起される減衰に起因する欠陥の形成に寄与する内側クラッド領域22内の酸素原子の濃度低減に有効な、この内側クラッド領域22の約0.005重量%から約1重量%までの範囲内の濃度を有する二酸化ゲルマニウムを含有させる。
請求項(抜粋):
内側クラッド領域に取り囲まれた中心コア領域を備え、選択された信号波長を有する光が前記中心コア領域内を伝搬するのに加えて、かなりの程度の前記光が前記内側クラッド領域を通って伝搬し、前記内側クラッド領域が前記中心コア領域よりも低い屈折率を有し、該内側クラッド領域がさらに外側クラッド領域に取り囲まれている単一モード光導波路ファイバにおいて、前記内側クラッド領域内に、水素により誘起される減衰に起因する欠陥の形成に寄与する前記内側クラッド領域内の酸素原子の濃度を著しく低減するのに有効な、前記内側クラッド領域の約0.005重量%から約1重量%までの範囲内の濃度を有する二酸化ゲルマニウムが含有されていることを特徴とする単一モード光導波路ファイバ。
IPC (4件):
G02B 6/22 ,  C03B 37/018 ,  G02B 6/00 356 ,  G02B 6/00 376
FI (4件):
G02B 6/22 ,  C03B 37/018 C ,  G02B 6/00 356 A ,  G02B 6/00 376 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平1-102507
  • 特開平4-311905
  • 特開昭60-050503
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